【疑問を解決】外壁塗装でウレタン塗料を選んでも大丈夫? 

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築10年以上が経ち、ひび割れや色あせなどの劣化症状が目立ってきたマイホーム。そろそろ塗装をしようと考えてはいるものの、今後の生活のことを考えるとできるだけ安い塗料を使いたい・・・。ウレタン塗料について調べられているのは、そのようにお考えの方が多いのではないでしょうか。

ウレタン塗料は、現在日本で一般的に使われている塗料の中でも比較的単価が安く、業者のチラシやホームページなどでも「一番安いプラン」として紹介されることが多い塗料です。

しかし、外壁塗装は大切な住まいを守るために行なう工事です。そのため、この記事を読まれている方には「ウレタン塗料が安いのは本当なの?」「品質には問題はないの?」とお考えの方も多いのではないでしょうか。

確かに、ウレタン塗料はシリコン塗料を始めとした他の塗料に比べると耐久年数が低く、長い目で見た場合のコストパフォーマンスが劣るという欠点があります。そのため現在では外壁塗装で使われることが少なくなっており、価格も以前ほどは安くなくなっているのが現状です。とはいえ、使用する箇所や目的によってはまだまだ使いやすい塗料でもありますので、まずはその性質を詳しく知ることをおすすめします。

そこで本記事では、ウレタン塗装を選ぶメリット・デメリットや、他の塗装方法との性能比較などの情報を徹底解説。「結局、ウレタン塗装を選んでも外壁塗装は失敗せずにできるの?」という疑問にお答えいたします。

 


1.そもそも外壁塗装にウレタン塗料を使っても大丈夫なの?

ウレタン塗料とは、合成ゴムや断熱材などに使用される「ポリウレタン」をベースにしてつくられる塗料です。安価で塗装できる上、従来のアクリル塗料に比べると耐久性も高く、さらに光沢のある仕上がりになるため、以前は外壁塗装で最も一般的に使われていました。そのため、外壁塗装でウレタン塗料を選んでも基本的には問題ありません。

しかし現在では、より耐久性が高く、価格もリーズナブルな「シリコン塗料」の台頭によりシェアが落ちてきているのが現状です。今でもオススメしている塗装会社はありますが、やはり耐久性が低く頻繁に塗り替えが必要になってしまうため、高品質工事をうたっている塗装会社などではプランに組み込んでいないことも多くなっています。しかも需要の低下に伴いウレタン塗料の価格は上昇傾向にあり、シリコン塗料に比べて明確に安いとは言い切れなくなっています。

とはいえ、場合によってはウレタン塗料をおすすめできる場合もありますので、2章以降を参考にしてどんな塗料を使うべきか見極めることをおすすめします。

 

2.外壁塗装では、ウレタン塗料よりシリコン塗料がおすすめ

ウレタン塗料は現在ではあまり主流とはいえず、日本の外壁塗装市場で最も多くのシェアを占めているのは「シリコン塗料」です。

シリコン塗料はウレタン塗料よりも耐久性が高いだけでなく、シェアの拡大に伴って価格もリーズナブルになっています。そのため、長い目で見た場合のコストパフォーマンスはウレタン塗料よりもいいといえます。また、シリコン塗料は数多くのメーカーから発売されているため、実に様々な種類の塗料があることも特徴です。汚れにくい・遮熱機能があるなどの特徴を持つ塗料もあるため、塗料選びの選択肢もシリコン塗料の方が多くなっています。

外壁塗装はたとえ安価な塗料を選んだとしても数十万円はするほど高い買い物ですので、「できるだけお得に、長持ちさせたい」「様々な機能がついたものを選びたい」とお考えの方は多いはずです。そのような方には、ウレタン塗料よりもシリコン塗料の方が外壁塗装におすすめできると言えるでしょう。

シリコン塗料については、こちらの記事でも詳しく解説されています。ぜひご参考にされてください。

大切な家の塗替えにはシリコン塗料がオススメ!~他塗料の性能と価格を徹底比較~

 

3.ウレタン塗料を選ぶことをおすすめできない理由

ウレタン塗料は非常にリーズナブルで使いやすく、場合によってはおすすめできる塗料です。しかしデメリットも確かに存在しているため、ウレタン塗料を検討する際には一通り知っておくことをおすすめします。

そこで本章では、ウレタン塗料のデメリットを詳しく解説していきます。

3-1.理由①耐久性が5~7年ほどしかないから

塗料の耐久性
塗料の種類によって変わりますが、外壁に使うウレタン塗装の耐久年数はおよそ5~7年ほどとされています。現在最もよく採用されているシリコン塗装の耐久年数は7~10年となっているため、比較的耐久年数が少ないことがわかります。

そのため、シリコン塗料などと比べると塗り替えが必要となる頻度が増えてしまい、長い目でみると費用対効果が低くなってしまいます。

とはいえ一回あたりの費用が安いのは確かですので、今の住まいにあまり長く住む予定がない場合にはウレタン塗料もおすすめできます。今後のライフプランも視野に入れた上で、塗料の耐久年数はどの程度必要なのかを検討しましょう。

3-2.理由②紫外線に弱く、変色しやすいから

外壁は常に直射日光にさらされているため、時間が経つと紫外線による劣化が生じてしまいます。ウレタン塗料の場合、劣化が起きるタイミングがシリコン塗料よりも早いとされており、艶引けや変色がより起きやすくなってしまいます。

またウレタン塗料の特徴として、変色する際は塗膜が黄色を帯びる傾向にあると言われています。美しい外観を長持ちさせたいという方には、あまりおすすめできないかもしれません。
※変色するタイミングは、紫外線の量や湿度、温度などの外部条件によって変動します。

3-3.理由③人体に有害な物質が含まれている

ウレタン塗料は主剤に硬化剤を混ぜ合わせることではじめて本来の性能を発揮する「2液性」の塗料です。しかし溶剤系のウレタン塗料の場合は、硬化剤に「イソシアネート化合物」という人体に有害な物質が含まれており、繰り返し使用していると健康に害を及ぼしてしまう可能性があります。吸引すると鼻や喉、気管支などに炎症を引き起こしてしまう恐れがある上、イソシアネート化合物は皮膚から吸収されてしまうこともあります。

とはいえ、塗装工事中に家の中に毒素が入ってくるようなことはあまり考えられませんので、業者に塗装工事を任せる場合はそこまで心配する必要はありません。

気を付けなければならないのはご自分で塗装される場合です。特に2液性で溶剤系のウレタン塗料を作業する際には防毒マスクやゴム手袋を装着するなど、細心の注意を払うことをおすすめします。

3-4.デメリット④汚れが付きやすい

ウレタン塗料は柔らかい塗膜を持つため伸縮性に優れていますが、その反面、汚れが付着しやすいというデメリットがあります。住まいが交通量の多い道路や、水辺などに面している場合は注意が必要です。

ただ、近年では比較的汚れが付着しにくい低汚染タイプのウレタン塗料も開発されています。外壁が汚れるのが気になる方は、そちらを選ぶことをおすすめします。

 

4.こんな場合にはウレタン塗料も検討できる

ウレタン塗料は現在ではあまり使われていませんが、場合によっては採用を検討できることもあります。ここでは、どんな場合にウレタン塗料がおすすめできるのかを紹介いたします。

  • 木部などの付帯部を塗装する場合

2液性のウレタン塗料は、硬化剤(塗料に混ぜることで、塗料を固くしたり様々な効果を付加できる薬剤)を混ぜる種類を変えることで、様々な場所に塗ることができるようになります。塗膜が柔らかいことによる施工性の高さも相まって、目部などの付帯部にはウレタン塗料が使われるケースが多くなっています。

付帯部の塗装
(画像出典:プロタイムズ福岡北店)

 

  • DIYで犬小屋などを手頃に塗装したい場合

ウレタン塗料は下地に対しての密着性が高く、また柔らかい素材であるため、非常に扱いやすい塗料だといえます。そのため、DIYで犬小屋や小物などを塗装したい方にはおすすめできます。ただ、2メートル以上の高所を塗装する場合は足場の設置が必要になり大変危険なので、住まいの塗装は業者に任せることをおすすめします。

 

5.【補足】ウレタン塗装と他の塗装を徹底比較

ここでは、ウレタン塗装と他の塗装を費用・耐久年数などの観点から比較した表を紹介します。塗料選びの際の参考にされてください。

塗料の種類 費用(20坪の場合) 耐久年数の目安
アクリル 30~60万円 約3~5年
ウレタン 40~70万円 約5~7年
シリコン 50~80万円 約7~10年
フッ素 60~100万円 約15年~
無機 70~120万円 約15年~

※ここで紹介する費用や耐久年数は、あくまで目安です。製品によって変動する場合があります。

 

まとめ

本記事では、ウレタン塗装は外壁塗装に使っても大丈夫なのかという観点から、おすすめできない理由や、どんな場合に採用を検討できるかを紹介してきました。

ウレタン塗装は耐久性が低いため頻繁に塗り替えが必要になってしまうというデメリットがあり、需要の低下に伴って価格も上昇してきています。そのため、コストパフォーマンスを重視するなら外壁塗装には「シリコン塗料」をおすすめします。

一方で、木部などの付帯部の塗装工事には施工性の高さからウレタン塗料がよく使われていますので、業者に相談した上で、用途・目的に応じて塗料を選定しましょう。

本記事が、あなたの塗料選びの参考になるものであれば幸いです。

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