外壁塗装口コミ

リフォーム業者を選ぶ際、口コミサイトを参考にされている方も多いのではないでしょうか。実際に工事を経験した人の口コミには、参考になる情報が満載。数あるリフォーム業者の中から、その業者を選んだ理由や、工事内容についての情報、最終的な総合評価など、リフォーム業者を探している人にとって知りたい情報がギュッと詰まっている口コミサイトは、まさに情報の宝の山です。

しかしながら、誰もが自由に発言でき、様々な情報が寄せられる口コミサイトには、もちろんリスクもあります。そのため、なにも考えずに口コミサイトを鵜呑みにしてしまうと、「想像していた業者ではなかった」「口コミ内容と違う」といった事態になりかねません。

そこで、この記事では、リフォームの口コミサイトを最大限に活用して、信頼できるリフォーム業者を選び抜く方法をご紹介します。口コミサイトを見る際に気をつけておくべきポイントや、口コミサイトと併せてチェックしたい信頼できる業者選びのポイントなどもお伝えいたします。ぜひ、参考にしてください。

1.リフォームの口コミサイトまとめ

オススメのリフォームの口コミサイトをご紹介します。一部スマートフォンでは利用できないサイトもありますので、ご注意ください。

リフォーム評価ナビ

国土交通所補助採択サイト。一般財団法人 住まいづくりナビセンターが運営。

みんなのリフォーム

日本最大級のリフォーム・修理の口コミサイト。株式会社オクト OCT, inc.が運営。

エキテン

全国の住宅リフォームの口コミを掲載するサイト。株式会社デザインワン・ジャパンが運営。

2.口コミサイトを上手く活用するために知っておきたい3つのこと

2-1.口コミの評価がすべてではない

最も気をつけておきたいのは、“口コミの評価を鵜呑みにしない”ということです。評価の高いリフォーム業者が良い業者で、低い業者が良くない業者かというと、そうとは限りません。また、記載されている内容が絶対に正しいとも言い切れないのです。

口コミサイトは、誰もが自由に発言できる開けた場所であることが魅力です。しかし一方で、匿名性が高く、記載内容の信憑性を見極めるのが難しいというデメリットも持ち合わせています。そのため、口コミで得た一つの評価だけを頼りに、何かを判断するのは賢いやり方とは言えません。

口コミの評価は、あくまで“参考になる情報の一つ”であることを把握しておくことが重要です。

2-2.自分と似たニーズを持った人の評価を注視すべし

口コミサイトに寄せられた多種多様な評価や意見に、“自分と似たニーズを持っている人”というフィルターをかけることで、より有効な情報を選び抜くことができます。

どういうことかというと、たとえば、とにかく費用を重視している人にとって、工事費用がおさえられれば、営業の対応が多少おざなりであっても、全体の評価はおおむね高くなるはずです。しかし、営業の人柄を大事に考える人にとっては、費用がおさえられたとしても、工事全体の評価は下がってしまうでしょう。

つまり、自分と似たニーズを持つ人の口コミ評価こそ、注視すべき情報であるということです。

自分と似たニーズを持つ人の口コミを探すには、まずは、自分がリフォーム会社に求めることを明確化することが重要です。自分のニーズを明確にもっていることで、口コミ情報の中から、より注視すべき情報を見極められるようになります。

2-3.複数の口コミサイトを比較するのが鉄則

少なくとも2~3の口コミサイトはチェックしましょう。複数サイトをチェックすることで、1つのサイト内だけではわからなかった偏った評価や、主観的な意見をあぶりだすことができます。

情報の母数は多ければ、多いほど、正確性が増すもの。できる限り、さまざまな口コミをチェックするようにしましょう。

3.口コミサイトと併せて実行!信頼できる業者を見つける方法

3-1.近隣や知人からの情報は信憑性が高い

同じ口コミでも、近所の人や知人からの口コミからは、情報元が明らかである分、より信頼できる情報が入手できます。身の周りにリフォーム工事をした人がいる場合には、ぜひ意見を聞いてみましょう。

その際、気をつけたいのが、その人が何を注視してその業者を選んだかというポイントです。価格なのか、デザインなのか、営業なのか。注視したポイントは、自分もその業者が良いと思えるかどうかの一つの判断材料となります。

3-2.チラシや新聞広告の情報源も参考に

すべてのリフォーム業者がインターネットに精通しているわけではありません。そのため、チラシや新聞広告などでしか手に入らないリフォーム業者の情報も少なからずあります。

そこで、いざリフォームをしようと思い立ったら、こまめにチラシや新聞広告をチェックしておくのがオススメです。気になった業者の情報はストックしておけば、業者選びの際に役立つだけでなく、プラン内容や費用相場を比較・検討する際にも大いに参考になるでしょう。

3-3.業者のHPで得意分野&技術力を探る

業者のホームページも、業者を選ぶ際の一つの情報源になります。特によくよくチェックしたいのが、施工実績です。

というのも、ひとくくりに“リフォーム業者”といっても、内装から外装、水回りまで幅広く手がけている業者もあれば、外装工事一筋という業者もあります。そこで、そのリフォーム業者が何に長けているか、得意分野や技術力を探るのに施工実績が大いに役立つのです。

トイレのリフォーム工事が多いのか、キッチンか、はたまた外装なのか、施工実績を見て、どのぐらい自分が依頼したい分野の工事に精通している業者なのかを確認してみましょう。少なくとも、その分野の施工実績が豊富にある業者の方が、提案の幅も広く、技術力も高い場合が多いことは間違いありません。

4.信頼できる業者はココが違う!4つのチェックポイント

4-1.業者の所在地が明確

まず確認したいのが、業者の所在地です。「所在地が曖昧」「業者の住所がマンションのワンルームになっている」など、いつでも連絡を絶って立ち去れる状態の業者には、疑いの目をもった方が良いかもしれません。

また、所在地(本社・営業所・店舗などのその会社に関わる場所)が県外などの遠方にある場合も要注意。遠方の業者が悪いというわけではありませんが、リフォーム業者の場合は、工事中も、工事後も、何かあったときにすぐに駆けつけてくれる範囲内、おおよそ車で約1時間圏内が理想です。

4-2.担当営業が専門的な知識を十分に持っている

リフォーム工事は、その家ごとにカスタマイズが必要な商品です。そのため窓口となる営業には、リフォーム工事に関する幅広い知識が求められます。知識のない営業が担当になると、提案の幅が狭くなるだけでなく、実際に工事がはじまった後、「営業の言っていることと、現場でやっていることが違う」といった事態になりかねません。

こちらの要望を伝えたときに、専門的な観点からプラスαの提案をしてくれる営業は信頼できる可能性大。逆に簡単なことにもこたえられないような営業は論外です。

4-3.持っていればより安心な資格

信頼性や安心感につながる資格。資格の有無で工事内容に制限のある場合もありますので、業者に確認するようにしましょう。

■リフォームに関連する主な資格一覧

国家資格一級・二級建築士

木造建築士

建築施工管理技士

一級・二級塗装技能士

民間資格カラーコーディネーター

インテリアプランナー

福祉住環境コーディネーター

外装劣化診断士

※工事内容によっては、必ずしも資格が必要のない場合もあります。

4-4.工事についての保証制度が整っている

リフォーム工事は、新築工事と異なり、保証に法的な義務がありません。そのため、リフォーム工事について、その業者がどこまで責任を負う覚悟があるかというのは、品質への信頼における一つの指標となります。

保証には、リフォーム業者の工事保証のほか、リフォーム瑕疵保険*を導入している業者もあります。実際にどのような保証制度があるかは、リフォーム業者に確認してみましょう。

*リフォーム瑕疵保険とは

リフォーム工事後に、瑕疵(欠点・欠陥)が見つかった場合に、その補修費用をまかなう保険のこと。

※詳細は、株式会社日本住宅保証検査機構のホームページにてご確認ください。

5.まとめ

口コミサイトには、リフォーム業者に関する貴重な情報がつまっています。ただし、口コミサイトで得た情報を活かせるかどうかは、情報の捉え方・扱い方にかかっているといっても過言ではありません。まずは口コミサイトの特性を理解し、正しく情報を掴むことが重要です。