外壁塗装で詐欺に遭わないために知っておきたい知識

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詐欺師

ある日、外壁塗装の訪問販売業者からお家の劣化を指摘され、外壁塗装の工事を考えられている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

外壁塗装工事やリフォーム工事といえば悪徳業者による「詐欺」を連想する方も少なくないかもしれません。

昔と比較すると、優良施工・工事品質の向上に取り組む業者が増え、全国的に被害件数は減少しつつはありますが、未だにそういった詐欺被害に遭われる方が後を絶ちません。
本記事では、外壁塗装工事の詐欺に絶対に遭わないようにするため、その手口や対策について解説いたします。

外壁塗装工事を考えている、訪問販売業者に塗装を勧められて悩んでいるという方は、是非参考にしてください。

1.外壁塗装の訪問販売業者には気をつけましょう!

訪問販売

外壁塗装でのトラブルや国民生活センターへの相談が発生する事例のほとんどが「訪問販売」に関するものです。
もちろん、訪問販売業者の全てが悪い業者ということはありませんが、急な飛び込みの営業には用心したほうが得策です。

相談件数の推移

年度 2011 2012 2013 2014 2015
相談件数 6,402 6,496 7,925 6,868 6,747

出典:http://www.kokusen.go.jp/soudan_topics/data/reform.html

表のとおり、2011年から現在に至るまで相談件数は平均約6,000件以上の相談が上がっているのが見て取れます。1年間で考えると、1日に約15件の相談が寄せられていることになります。
訪問販売のトラブルの中には、「瓦が割れているので雨漏りの危険性がある」と不安感を煽られ契約したケースや、高齢の親が契約したことに家族が危機感・不信感を抱き、相談に至ったケースもあります。

 

2.他人事ではない?実際にあった外壁塗装の相談事例

こういった外壁塗装の詐欺被害は、普段の生活と隣合わせに存在しているものです。
「自分は大丈夫」と考えていると、思わぬ被害にあってしまうかもしれません。
近年、実際に発生した外壁塗装における被害・トラブル・相談の事例についていくつか紹介します。

外壁塗装でよく起こるトラブル事例とその対処法

・自宅に業者が訪問し、「近所で工事をしていて、屋根が劣化しているのが見えた。早急なメンテナンスが必要」と迫られ、屋根工事を契約してしまった。高額なのでクーリングオフを考えているが業者と連絡がつかない。

・自宅の塗装工事をおこなってもらっていたが、工事が完了しないまま業者が来なくなり困っている。

・母の自宅に外壁塗装用の足場が組まれていたので、母に訪ねてみたが何も覚えていなかった。業者に聞くと、見積もりを見せて合意のうえでおこなっているといっていた。キャンセルできないのか?

・屋根防水工事を業者にお願いしたが、雨漏りが直らなかった。

・請求された金額が、相場の倍以上だった。

・業者が突然やってきて、「屋根の撮影をしたが、損傷がひどい」と劣化写真を見せられた。その損傷のひどさに屋根塗装工事を依頼したが、その屋根写真は実は他の家のものだった。

・訪問販売業者に外壁塗装工事を依頼して費用も払ったが工事がはじまらない。

・訪問販売業者と雨樋修理の契約をした。その後、屋根・外壁塗装を提案され契約した。しかし、契約書に記載されている内容に不安を覚え、クーリングオフを申し出たが、業者に書面の受け取りを拒否された。今後どういった対策を取ればよいか。

・業者に「今日契約すれば安く出来る」と勧誘され、外壁塗装工事を契約した。が、よく考えるとかなり高額なので解約したいが、クーリングオフできるのか?

これらのケースで信頼できる業者なのか、そうでないかを判断するのはとても難しい場合があります。
次の章では、悪徳業者が実際によく使う手口について解説いたします。

 

3.よくある外壁塗装における詐欺の手口

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いわゆる「悪徳業者」と呼ばれる会社がよく使う手口・手法を解説いたします。
以下で記載するような言動や傾向が見られる業者は、後にトラブルに繋がる可能性が高いため注意が必要です。

2章で紹介した事例に通ずる部分もありますので参考にしてください。

 

3-1.屋根や外壁の劣化を指摘して不安を煽る

「屋根がかなり傷んでいる。このまま放置すると取り返しのつかないことになる」

「外壁に大きなひび割れがある。雨水が侵入すると建物内部から腐ってしまい、大変なことになる」

といったように、こちらの不安をやたらと煽ってくるケースがあります。もちろん本当のことを言っている場合もありますが、緊急性がないのに言っている場合があります。

「今すぐにしなければ」という気持ちにさせ、契約を結ぶための口上である可能性が高いです。

なお、不安な場合は、他の業者に一度きちんと自宅の家の状態を診断してもらうのも一つの手段です。

 

3-2.何百万円もの大幅な値引きをする

もし、見積金額が200万円~300万円などの場合、こちらの顔や反応を伺いつつ、「足場代を無料にするので150万円でいいですよ」などと大幅に値下げをすることがあります。
最初の段階で高額な見積もりを提示し、そこから値下げをすることでお得感を演出する手口です。

消費者の外壁塗装の知識が少ないところを逆手にとり契約を結ぶので、このように大幅な値下げを提案する業者には注意が必要です。

 

3-3.モニター価格と謳っての格安での提案

「この近隣で施工した実績がないので、弊社でお任せいただけるのでしたら格安での施工が可能です」

「外壁塗装会社の者です。実は当社のモニターを探しています。モニターになっていただけると半額での施工ができます」

いわゆる「モニター商法」と呼ばれる最も典型的な手口です。耳にしたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。突然、業者が訪問し、自社ホームページやチラシに掲載し宣伝するためのモニターになってくれないかと提案してきます。

モニターになってくれるのであれば通常価格よりも格安で工事しますというように、お得感や特別感を演出する手法です。

通常の外壁塗装の相場が100万円~140万円とすると、最初の段階で100万円の工事を200万円や300万円で設定しておき、そこから100万円か~140万円に値引きをするというものですので、実際には得をするということはありません。

 

3-4.「いま契約すれば…」と考える時間を与えない

「本日、ご契約いただければ通常の半額で施工することができます」

「今、ご契約いただければ特別キャンペーン中なので●●円値引きできますよ」

このように、すぐに契約するメリットを話し、契約を結ぼうとする手口が外壁塗装は非常に多いです。
これは他社で相見積もりをと取られることを避けるため、施工金額の相場を知られる前に契約を交わしてしまいたいためです。
外壁塗装は一生の内にそう何度もすることはありません。絶対に即日契約は避け、2社以上から見積もりをもらったうえで、どの業者に依頼するか判断しましょう。

 

4.外壁塗装で詐欺被害に遭わないための対策

1章~3章の内容を踏まえたうえで、外壁塗装の詐欺被害に遭わないようにするための注意点を紹介します。

4-1.即決契約は絶対に避けましょう!

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「営業がしつこい、契約するまで帰ってくれない」といったことがあるかもしれません。
ですが、これらを理由に仕方なく契約を交わすということは絶対に避けましょう。
3章で紹介したような手口を使ってくる業者に対しては、思わぬトラブルに巻き込まれる可能性があるので特に注意が必要です。
提示された見積り金額が適正なのか、本当に信用できる業者なのかをすぐに判断するのは危険ですので、まずは一旦保留にし、他社でもう一度見積もり依頼しましょう。
ある程度の相場を知ったうえで、施工を依頼する業者を決定することをおすすめします。

 

4-2.契約内容は隅々まで確認しよう!

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いざ契約するとなった際、必ず契約内容を隅々まで確認しましょう。
少しでも不明な点がある場合は、業者に質問して解消することが大切です。
契約内容をよく確認せずに工事請負契約書にサインをしてしまうと、トラブルに巻き込まれることがあります。

業者が倒産してしまい連絡がつかない、約束した日程で工事が始まらない、前金を払ったが業者に逃げられてしまったなどのトラブルが外壁塗装工事にはつきまといます。
また、工事請負契約書では、特に下記の5つの点に注意し確認してください。

①工事内容について

外壁塗装において、具体的にどのような工事をおこなうのかが記載されます。
例えば、外壁塗装・屋根塗装・屋上防水工事・雨戸・雨樋塗装工事など、業者がどのような工事をおこなうのかが記載されます。
外壁塗装と一言で言っても、付帯部(雨樋、庇、雨戸、破風板、軒天など)は塗ってくれるのか等は判断できません。
そのあたりの細かな点は、請負代金内訳書に記載する必要がありますので、必ず工事内容の詳細を確認しましょう。

②工事金額について

工事請負契約書には、工事全体の請負金額が記載されます。
その金額が、双方合意の金額と合致しているのかを必ず確認しましょう。

③工期について

工事開始日から工事完了日が記載されます。

外壁塗装工事は、一般的に約2週間から3週間で工事が完了します。工期が短いからといってこの部分の確認を怠ると、いつまで経っても工事が始まらない、予定よりもはるかに長い日数がかかるという事態が起こり得ます。

そのような事態に陥った際にも、契約内容に工期の記載があれば、予定よりどのくらい遅れているのか、遅れた場合、どのように業者に責任を負ってもらうかという具体的な話が可能になります。

④支払時期と方法について

外壁塗装の支払い方法については、大きく分けて下記の3つに分類されます。
■完工後全額支払い
■全額前払い
■○○%前払い、完工後残額支払い

決して安くない買い物ですので、着工の前金として支払い金額の何割(業者によって割合は異なります)かを、完工後に残額を支払う方法が最も一般的です。
ここで注意したいのが、全額前払いの方法を提示する業者です。金額だけを受け取り、そのまま業者との連絡が途絶えてしまうリスクやいつまで経っても工事が始まらないというリスクが発生するためです。
こういった被害を回避するためにも、全額前払いを要求する業者に依頼するのはやめておきましょう。また、支払方法に関しては、振り込み・現金払い・カード払いなどの方法を工事請負契約書に記載します。こちらも間違いがないか確認をしておきましょう。

⑤クーリングオフ制度の記載について

最も注意してほしいのが、このクーリングオフ制度についてです。
しっかりと赤字でクーリングオフ制度についての記載があるのかを確認しましょう。
契約後8日以内ならば契約を破棄することができるというものですが、業者が消費者にとって不利なことをした場合には、8日を過ぎた場合でもクーリングオフすることができます。
クーリングオフ制度についての記載・説明がない場合や、着工日を異様に早めたがる業者には注意しましょう。
早い段階で足場などを設置することでクーリングオフをさせないようにするケースがあります。
8日以内であればクーリングオフできますので、もう一度良く考えるのも一つの手です。
工事内容や契約内容に不明な点や不備がある場合は、早い段階で消費者センターに相談することをお勧めします。

 

5.外壁塗装で詐欺にあってしまった際の解決方法

最後に、では外壁塗装の詐欺にあってしまったらどうすれば良いのか?という点に関してです。
それはずばり、「クーリングオフ制度」を利用することです。
これまでも何度か登場した言葉ですが、改めてその概要と注意点を解説いたします。

5-1.クーリングオフ制度とは

訪問販売などの突発的な契約や、業者に強引に契約させられてしまったケースがあるかと思います。そのようなケースに、一定の期間であれば契約の解除ができる制度です。
このクーリングオフが適用される期間は契約書を交わした日を含む8日間と定められており、この期間中であれば無条件に契約を解除することができます。

この際、消費者は一切の損害賠償や違約金を負担する必要はありません。

 

5-2.クーリングオフの注意点

強力な消費者保護の制度であるクーリングオフですが、これが適用されるには一定の条件が存在します。
下記のような条件であれば、クーリングオフ制度は適用されないので注意してください。

①自らが業者に依頼をした場合
②自らが業者の店舗に赴き契約を交わした場合
③正式な契約書で契約を交わし、クーリングオフ制度の適用期間を過ぎた場合

 

6.まとめ

ここまで外壁塗装における詐欺の手口や、詐欺に遭わないための注意点などを解説いたしました。

外壁塗装の詐欺は日常と隣合わせに存在しているものですので、「自分は大丈夫」ではなく、悪徳業者の傾向や手口をしっかりと知ることで被害を未然に防ぐことが大切です。

本当に信頼できる業者なのかをしっかりと見極め、満足のいく外壁塗装工事をおこないましょう。

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