サイディングの種類と特徴を大解説!

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サイディング

外壁をサイディングにしたいけど、種類がたくさんあってどれがいいのか悩んではいませんか。サイディングは大きく分けて、窯業系、金属系、木質系、樹脂系の4種類に分類されます。それぞれ構成される素材によって性能や価格が異なります。

この記事では数あるサイディングの種類や特徴をご紹介しておりますので、ぜひこの記事を参考に、自分の希望にぴったりなサイディングを探してみてください。

1. サイディングの種類

さっそくサイディングの種類についてご説明したいと思います。サイディングには大きく分けて、窯業系、金属系、木質系、樹脂と4つの種類があります。それぞれのデザインや性能の特徴、価格、注意点をご紹介いたします。

1-1. 豊富なデザインから選びたいなら窯業(ようぎょう)系サイディング

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画像出典:http://kabesite.com/examples/view/251/srt:newer/page:5/keyword_attribute_id:13

ニチハ ブリック調ST [地域限定] ルスコミュール調

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画像出典:http://www.nichiha.co.jp/wall/yogyo/design.html

石調、レンガ、タイル、木目、コンクリート風まで豊富なデザインが可能な窯業系サイディング。

●特徴

セメントと繊維質を原料とするサイディングです。新築の外壁に最も多く使用されています。硬く密度が高いので地震や火災に強く、遮音性にも優れています。加工が簡単なため、タイル風、レンガ風など豊富なデザインのなかから選ぶことができます。最近では、光触媒などにより汚れが落ちやすいものも開発されており、デザイン性を長く保つことができます。

●価格

厚みや仕上げの塗装レベルによって価格が変化します。厚みは14ミリと15ミリ以上に分けられます。14ミリの方が釘打ちで簡単に施工できるので比較的安価です。

15ミリ以上のサイディングの場合、1㎡あたり4,500~8,000円ほどの商品があります。

●窯業系サイディングの注目ポイント

・厚みのあるボードを選ぶとデザイン性が上がる

デザイン性を高めたい場合は、15ミリ以上の厚みのあるボードがおすすめです。厚みのある方が凹凸をはっきり表現できます。

・早めのメンテナンスで長寿命化

窯業系サイディングそのものは水を吸いやすいため、塗料による防水機能が薄れてしまうと劣化が急速に早まります。最初から耐候性の高い塗料を使用したり、早めにメンテナンスを行なったりすることで結果として安く使い続けることができます。

・ベーシックなデザインを選んでおくと部分的に差し替えになったとき便利

ボードの割れや反りで1枚だけサイディングの差し替えが必要となった際、年数が経っていると同じデザインのものが廃盤になっていることがあります。その際は、柄や厚みが似たデザインのものを代用するか、全て張りなおすことになります。ベーシックなデザインにしておくとそういった際に代用品が見つかりやすいでしょう。

1-2. モダンなデザインの家にしたいなら金属系サイディング

ニチハ 金属サイディング

画像出典:http://www.nichiha.co.jp/wall/center/index.html

金属の質感をいかしたデザインにメタルカラーが映える金属系サイディング。

●特徴

鉄やアルミニウムなどの金属板材に断熱材を補強材として成形された外壁材です。表面にはさびないように、塗料が塗られています。外壁材の中でトップレベルの断熱性を持つため、寒い地域に向いているといえます。発泡樹脂で裏打ちされているため、遮音性も優れています。

さらに、軽量で既存の外壁の上から貼っても建物の重量を抑えることができるので、リフォームの際に数多く使用されています。アルミニウム、亜鉛、シリコンから成るガルバリウム鋼板が、さびにくく耐久性がありながらローコストという点で人気です。

●価格

厚みや仕上げの塗装レベルによって価格が変化します。厚みは14ミリと15ミリ以上に分けられます。14ミリの方が釘打ちで簡単に施工できるので比較的安価です。

15ミリ以上の方が厚みがあるため、価格は上がりますが耐震性やデザイン性が高くなります。

15ミリ以上のサイディングの場合、1㎡あたり4,000~7,000円ほどの商品があります。

●金属系サイディングの注目ポイント

・シャープなデザインの方が映える

タイル調などのデザインにすることも可能です。金属の質感を生かしたシャープなデザインの方が向いているため、比較的シンプルなデザインが多いです。

・さび対策はしっかり行ないましょう

さびに弱いため、塩害が多い地域には不向きです。さびやカビを防ぐために、10年を目安に再塗装をする必要があります。年に一回はさび防止のために水洗いするといいでしょう。

1-3. 温かみのある家にしたいなら木質系サイディング

t_mw

画像出典:http://www.igkogyo.co.jp/syohin/wsd/wsd_lineup/wsd_allitem/mw.htm

アイジー工業株式会社 ウッドサイディング

●特徴

天然の木に塗装をしたものが木質系サイディングです。さまざまな木種があり、横張りタイプ、縦張りタイプがあります。ログハウスのような、温かみのある家を演出できます。断熱性に優れ、環境にもやさしい建材です。

●価格

木種によってかなり価格が変わってきます。

安いものは5,500円/㎡ほどからありますが、節や若干の死節(しにぶし)を含んでいる可能性が高いです。節なしの木質系サイディングにしようと考えると、1㎡あたり1万円以上かかるものもあります。

※死節は、周りの組織とつながっていないため、欠けたり抜け落ちたりして穴が空く可能性があります。

節

画像出典:http://izumo-aroma.com/?m=wp&WID=6529

●木質系サイディングの注目ポイント

・防火地域では不燃処理されたものを使用する

木材のため防火地域では使用できない場合があります。事前に確認しておきましょう。最近ではそのような地域でも使用可能な、不燃処理をされたものも開発されています。

・こまめな防腐対策で超寿命化

水に弱いため木が腐る可能性があります。塗料である程度防腐性をカバーができますので、こまめに塗替えるなどのメンテナンスを行ないましょう。あまりしっかり加工すると木目などの質感が失われてしまうので注意が必要です。

・メンテナンス方法は事前にしっかりチェック

木材によっては塗替えのほかにメンテナンスに手間がかかる可能性があります。事前に必要になってくるメンテナンスを依頼先に訪ねておきましょう。

1-4. 柔らかい色合いの家にしたいなら樹脂サイディング

樹脂サイディング2

このほかにも赤やモスグリーンなどがあり、カラフルな樹脂サイディング。全体的に柔らかい色合いをしています。

画像出典:http://www.shinpoly.co.jp/product/construct/polypanel/polypanel/pdf/polypanel_catalog_2015.pdf

●特徴

樹脂サイディングとは、アメリカやカナダなどで主流の塩化ビニル樹脂製の外壁材です。プラスチックの仲間であるため、さびたり腐食したりする心配がありません。特に、塩化ビニルは超寿命で燃えにくいという特徴を持ちます。

外壁材そのものに顔料が練りこまれており、色がはげるといった心配がありません。さらに、シーリングがいらない施工を施すため、塗替えやシーリングの交換などのメンテナンスがほとんど不要といえます。

●価格

デザイン性の他に、色によって値段が変わるケースもあります。顔料を練りこんでいるためですが、淡い色が安く、暗めの色が高くなります。

3,400~5,000円/㎡ほどかかります。

●樹脂サイディングの注目ポイント

・デザインのバリエーションが少ない

現在のところ、日本国内での普及は進んでいません。取り扱っているメーカーや業者も少なく、デザインのバリエーションも2~3種類ほどです。

1-5. サイディング一覧

サイディング名 費用(1㎡あたり) メリット(特徴) デメリット こんな人にオススメ!
窯業系サイディング  4,500~8,000円 地震や火災に強い

遮音性に優れている

デザインが豊富

新築に多い

10年を目安に塗替えやシーリング材の交換などのメンテナンスが必要 豊富なデザインから外壁を選びたい人
金属系サイディング  4,000~7,000円 断熱性が高い

ローコスト

リフォーム向き

モダンなデザインにしたい人

費用を安く抑えたい人

木質系サイディング  5,500円~

※ものによっては、10,000円以上

断熱性がある

見た目に温かみがある

環境にやさしい

防火地域では採用できない場合がある

こまめなメンテナンスが必要

自然になじむ見た目にしたい人
樹脂サイディング  3,400~5,000円/㎡ 耐久性が高い

メンテナンスがほぼ不要

取扱っているところが少ない

性能が明確にはなっていない

新しいものに抵抗がない人

メンテナンスをできる限り少なくしたい人

2. そもそもサイディングって?

ここでは、サイディング全般におけるメリット・デメリットとリフォームする際にはどんな工事方法があるのかをご紹介いたします。

2-1. サイディングのメリットとデメリット

サイディングとはお家の外壁に用いられるボード状の建材です。工場で生産されるため、品質が均一で施工しやすいというメリットがあります。施工しやすいということは、工事にかかる費用も安くなるということです。なるべく費用を抑えたい方にオススメといえます。

デメリットは、塗替えやシーリングの補修といったメンテナンスが10年を目安に必要になってくるところです。ある意味メンテナンスを前提にした商品ですので、アフターフォローがしっかりしたところに依頼すると安心です。さらには、耐候性の高いシーリング材なども販売されていますのでそちらを使用し長持ちさせるのも一つの手です。

2-2. サイディングのリフォームには3種類ある

外壁をサイディングにしようと考えたとき、3種類のリフォーム方法があります。サイディングに劣化サインが出始めた頃に行なう「塗装の塗り替え」、外壁の下地に雨漏りなどの問題がない場合の「重ね張り」、下地が劣化して雨漏りなどの問題がある場合の「張り替え」です。費用は安い順から「塗装の塗り替え」、「重ね張り」、「張り替え」となります。

それぞれ撤去にかかる費用や人件費などはあまり変わらない傾向にあり、どのサイディングにするか、どの塗料にするか等の材料費によって大きく変わってきます。

①塗り替え

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既存のサイディングの上から新たに塗装を塗る方法です。塗装は見た目のきれいさだけではなくサイディングを劣化の原因となる太陽光や雨水から守る役割も持ちます。なので10年をめどに塗り替えをしておくと、サイディングの寿命を延ばすことができます。

費用は、だいたい60~100万円ほど。

※延べ床面積120㎡の一般的な規模の住宅を塗り替えた場合(人件費なども含む)

 

②重ね張り

モルタルやサイディングなど既存の外壁の上に下地材を取り付け、その上に新しい外壁材を重ねて張る方法です。張り替えよりも安価ですが、外壁材は金属サイディングなど軽量なサイディングを選ぶ必要があります。

費用は、だいたい150~220万円ほど。

※延べ床面積120㎡の一般的な規模の住宅に標準のサイディングを重ね張りした場合(下地材を含めた材料費、人件費なども含む)

 

③張り替え

既存の外壁材をはがして、下地からやり直す方法です。断熱材や防水シートの施工や廃材処理等を行なうため、重ね張りよりも費用は高くなります。その代わり、外壁材は何でも好きなものに張り替えることができます。

費用はだいたい200万円以上かかってきます。

※延べ床面積120㎡の一般的な規模の住宅に標準のサイディングを張り替えした場合(断熱材などの材料費、人件費なども含む)

3.  サイディングを比較してみよう

3-1. 1番価格が安いのは、樹脂サイディングと金属系サイディング

樹脂サイディング 金属サイディング(15ミリ) 窯業系サイディング(14ミリ)

全体の費用にもっとも影響する材料費、一番ローコストなのは樹脂サイディングです。しかし、取扱っているメーカーが2~3社しかなく、施工自体したことのない業者さんがほとんどだと考えられます。そのため、一般的には金属サイディングがローコストと言われ、リフォームの重ね張りの多く使用されています。

3-2. 1番メンテナンスがいらないのは樹脂サイディング

樹脂サイディング金属サイディング窯業系サイディング木質系サイディング

サイディングが持つ最大のデメリットであるシーリングが要らない樹脂サイディングが一番といえます。ただ金属サイディングや窯業系サイディングも、各メーカーから素材の構造や塗料を工夫したものが開発されています。代表的なものが、光触媒コートまたは親水コートで加工されたセルフクリーニングの性能を持つサイディングです。

光触媒コート・・・外壁の汚れを太陽の光で分解し、汚れの付着力を弱めることができます。分解された汚れは雨水で洗い流されます。

親水コート・・・水になじみやすい親水コートは、付着した汚れの内側に雨水を入り込ませることができます。つまり雨が降るたびに汚れを洗い流します。

3-3. デザインのバリエーションが多いのは窯業系サイディング

窯業系サイディング>金属系サイディング>木質系サイディング>樹脂サイディング

似たようなデザインでも、窯業系サイディングの方はたくさんの塗装技術を持つので、色や質感の表現が多彩です。凹部にかけて徐々に濃くなるグラデーションやフルカラー印刷など最適な印刷方法で、自然素材により近い見た目にできます。ナチュラルな外壁にしたい場合は窯業系サイディングの方が表現豊かなのでオススメです。

4. まとめ

いかがでしたでしょうか。比較的安価だと言われているサイディングですが、材料費によって価格が大幅に変わってきます。さらに家の雰囲気に大きな影響を与えますので、この記事を参考に納得のいくサイディングを選んでいただけたらと思います。

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