安全で快適な階段へリフォームするために知っておくべき情報

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階段 リフォーム

おそらく多くの方にとって、馴染みのない階段のリフォーム。「階段をリフォームするのは初めてで、わからないことばかり」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

しかし、だからといって、なにも調べないまま、なんとなくリフォーム箇所を決め、なんとなく費用が抑えられそうな業者を選ぶ、という行き当たりばったりの進め方はオススメできません。なぜならば、階段のリフォームは安全性と大きく関係しているからです。事実、国民生活センターの調査資料によると、階段の事故は家庭内事故の中で最も多いという結果が出ています。そのため、「どこを、どのようにリフォームするか」「どれぐらい費用をかけるか」「どの業者に依頼するか」といったことは、すべて安全性を踏まえたうえで判断するべき事柄と言えます。

そこでこの記事では、安全な階段へとリフォームするために知っておくべき情報をまとめてご紹介します。費用相場や、信頼できる業者の選び方等も、ぜひ参考にしてください。

1.現状の階段に潜む危険箇所からリフォーム内容を考えると上手くいく

階段

リフォーム箇所や工事内容について考える前に、まずは現状の階段について”危ない”と感じる箇所を洗い出すことが先決です。たとえば、「足の踏み場が狭くて恐い」「足元が暗くて、よく見えない」「勾配が急で転びそうになる」など、日々階段を使うなかで危ないと感じている箇所について、家族で話し合ってみましょう。

階段のどこに危険性があるかが明確になっていると、どこを、どのようにリフォームすべきか、正しく判断できるはずです。

また、仮に今回の階段リフォームが「古くなった部分を新しくしたい」「汚れてきたのでキレイにしたい」といった要望に端を発したものであっても、危険性にはついて考えておきましょう。階段をリフォームするチャンスは早々ないため、なにか危険箇所があれば、できれば同じタイミングでリフォームしてしまうのがオススメです。

2.気になる階段リフォームの費用相場

2-1.工事内容別!階段リフォームの費用相場

よくある階段リフォームの工事例と費用相場をご紹介します。

工事内容 費用相場 備考 工事期間

手すりの取り付け階段

5~30万円

 手すりの高さが高すぎると、体の後ろ側に重心がかかり、危険です。最適な高さは、階段から750mm程度が目安ですが、手すりを利用する人の身長の高さ等によっても最適な高さは異なるため、必ず業者と相談して決めるようにしましょう。  1~2日

滑り止めの取り付けpht_095

※画像出典:ナカ工業株式会社

1~2万円

 滑り止めの取り付けは、自分でも簡単にできます。詳細は、「4-1.<難易度|低>滑り止めの取り付け」をご覧ください。 1日

床材の張り替え・重ね張りkaidan_05<Before>

kaidan_07<After>

※画像出典:LIXIL

10~30万円 【張り替え】
既存の床材を剥がし、新しい床材を張る工法。【重ね張り】
既存の床材はそのまま、新しい床材を上から張る工法。張り替えとは異なり、床を剥がす手間がかからないため、その分、費用が安く抑えられます。階段に使用する床材は、絨毯やコルクなどのやわらかく、すべりにくい素材を選ぶのがオススメです。
1~2日

 足元に照明を設置kaidan_reform_p01

※画像出典:LIXIL

 3~10万円 天井に照明がついていても、足元は自身の影で暗くなることもあるため、足元に照明があると安心です。  1~2日

塗り替え外階段ケレン<Before>

鉄部上塗2回目<After>

 10~60万円  室外の階段も定期的に塗り替え補修が必要です。また室内の木部にも塗り替えを選択することもあります。

塗り替え費用は、使用する塗料の種類等によっても大きく変動します。

 1~4日

階段の架け替え

50~200万円 階段の勾配が急な場合、階段の架け替え工事が有効です。架け替え工事では、一度すべての階段を撤去し、ゆるやかな勾配の階段を再設置することになります。

ただし、階段をゆるやかにするためには間取りの変更等をともなうことも多いため、架け替え工事だけを単独で実施することはあまりありません。

【補足情報/階段の勾配】i-023※画像出典:LIXIL

5~10日

 階段の位置変更

150~300万円 階段の位置を変える場合、変える位置によっては、住まいの構造部に関わることもあるため、大がかりな工事になる傾向にあります。

【補足情報/階段の種類】
ひと口に階段といっても、さまざまな種類の階段があります。階段の位置を変える場合には、階段の種類もあわせて見直してみてはいかがでしょうか。
i-063

※画像出典:LIXIL

 

工事内容によって異なる 

階段下にスペースを設置11

※画像出典:http://sup-redstone.sakura.ne.jp/designer/2014/01/post_288.html

 10~30万円 アイデア次第で、さまざまな活用ができる階段下スペース。収納としてはもちろん、机を設置するなどの活用法も。
棚を設置したり、扉をつけたり、プラスアルファの工事をすると、その分、工期も費用もかかる。
2~3日

※上記費用はあくまでも相場です。工事内容や階段の状態等によっても費用は大きく変動することがあります。

そもそも階段を上がり降りするのが大変という場合には、自動で階段を上がり降りできる階段用昇降機を設置するなどの方法もあります。

また、要介護認定を受けている場合には、どこを、どうリフォームするべきか、業者に依頼する前にケアマネジャーに相談し、プロの視点で助言をもらいましょう。

2-2.介護保険&各自治体の支援制度も賢く活用

階段のリフォーム費用について、介護保険や各自治体の支援制度を活用できる場合があります。どちらも自身で申請をする必要があるため、今回のリフォームが支給対象となっているかどうか、リフォーム前に確認しておくようにしましょう。

■介護保険

介護保険を利用すると、最大20万円まで9割補助(実質の最大支給額18万円)を受けられる場合があります。

介護保険を申請するには、要介護もしくは要支援認定を受けていることが前提となります。

<支給対象の工事内容>
(1)手すりの取付け
(2)段差の解消*
(3)滑りの防止及び移動の円滑化等のための床又は通路面の材料の変更*
(4)引き戸等への扉の取替え
(5)洋式便器等への便器の取替え
(6)その他前各号の住宅改修に付帯して必要となる住宅改修
*法施行当初は、屋外における段差解消、床材の変更及び手すりの取付けなどの 工事については、玄関ポーチの工事を除き、住宅改修費の支給対象としていなか ったが、告示改正により、平成12年12月以降、玄関から道路までの(建物と 一体ではない)屋外での工事も住宅改修の支給が可能となった。
上記、厚生労働省の資料「介護保険における住宅改修」より抜粋

※介護保険を活用できる介護リフォームについて詳しくは、こちらをご覧ください。

 

■各自治体の支援制度

各自治体によってはリフォーム支援制度を設けている場合があります。支援の内容は、年度によって、また各自治体によっても異なります。都道府県が実施しているのものと、市区町村が実施しているものがあります。

至急の対象数に達し次第、先着順で締め切ってしまう場合もあるので、注意が必要です。

詳細は地方公共団体における住宅リフォームに関する支援制度検索サイト(平成27年度版)にてご確認ください。

 

2-3.ローンを活用するという選択肢もある

外壁塗装ローン

「階段をリフォームしたいけれど、まとまったお金を用意するのが難しい」という場合には、ローンを活用するという方法もあります。

ローンは、大きく分けて「無担保ローン」「有担保ローン」があり、金利の低さで選ぶなら有担保ローン、手軽さで選ぶなら無担保ローンがオススメです。商品等によっても金利が異なるため、詳細は各金融機関にお問い合わせください。

また、ローンを組んだ場合には、住宅ローン減税・ローン型減税・投資型減税の制度を活用できるケースもあります。

※ローンについて詳しくは、こちらの記事「外壁塗装でローンを使いたい時に知っておくべき知識」もご覧ください。

3.信頼できる業者を見極めるのに役立つ6つの知識

3-1.インターネットだけでなく、チラシや新聞広告等の情報も参考に

「どの業者に依頼すべきか検討もつかないため、インターネットで情報を収集している」という方も多いのではないでしょうか。さまざまな情報が簡単に手に入るインターネットは、利用価値のある情報源であることは間違いありません。ただし、すべてのリフォーム業者がインターネットに精通しているわけではないため、より確実な情報を手に入れるならば、チラシや新聞広告なども参考にしたいところ。

そこで、いざ階段をリフォームをしようと思い立ったら、こまめにチラシや新聞広告をチェックしておきましょう。気になる業者の情報をストックしておけば業者選びの際に役立つだけでなく、プラン内容や費用相場を比較・検討する際にも大いに参考になるはずです。

3-2.階段リフォームの施工実績をチェック

チェックすべきは、階段リフォームの施工実績数です。施工実績が豊富にある業者の方が、技術力の面でも、提案力の面でも、より信頼できることは間違いありません。

また、施工実績のテイストが感覚的に“好きかどうか”も見ておきたいポイントの一つ。テイストの好みは人によって異なるため、一概に判断できるものではありません。自分の目で見て、良い印象を受けた業者とは、相性の良い可能性が高いと言えます。

3-3.口コミ情報も最大限に活用すべし

業者の良し悪しを判断する材料の一つに、口コミ情報があります。実際に階段リフォームを経験した人の口コミからは、その業者を選んだ理由や、最終的な工事の評価など、まさに知りたい情報が多々得られることもあります。

ただし、口コミで得た情報を鵜呑みにするのだけはやめましょう。口コミは匿名性が高く、誰が、どのような基準で書き込んでいるかまではわかりません。そのため、口コミ評価が高い業者は良い業者で、低い業者は悪い業者かというと、必ずしもそうではないこともあるのです。

とはいえ、口コミが有益な情報源であることは確かです。使い方にだけ注意して、上手く活用してください。

※口コミ情報の活用方法について詳しくは、「リフォーム業者選びに口コミサイトを最大限活用する方法!」をご覧ください。

3-4.見積りは2社以上に依頼するのが鉄則

階段リフォームの場合、現場を見てみないことには、どこを・どうリフォームするかの判断がつきません。そのため見積りを依頼すると、現場の階段を見るために、業者が家を訪れることになります。

何度も業者がやってくるのを面倒に感じてしまうかもしれませんが、最低2社以上には見積りを依頼しましょう。なぜ2社以上かというと、1社だけでは見積額や工事内容の妥当性が判断できないためです。仮に1社にしか見積りを依頼しなかった場合、比較ができないため、見積額が極端に高かったり、手を抜いた工事内容になっていても、素人がそのことに気づくのは困難と言えます。

3-5.提案時のアピールポイントが安さだけの業者には要注意

安い見積額を提示されると思わず心を動かされそうになりますが、安さだけをウリにしているような業者には注意が必要です。

安いことが悪いというわけではありませんが、他の業者と比べて極端に安い場合には、何らかの手を抜いた結果という可能性もあります。

見積額が極端に安い場合には、「なぜ安いのか」、その理由を必ず業者に確認してください。その際、曖昧にごまかしたり、威圧的な態度に出たりする業者には、なにか後ろ暗いことがあるのかもしれません。

3-6.保証の有無は契約前に必ず確認を

工事後になにか不具合が発生したときに、保証する体制があるかどうかも、業者選びのポイントになります。保証がある場合にも、保証範囲や保証期間は業者によって異なるため、あわせて確認しておきましょう。

※業者選びについて詳しくは「【保存版】知らないと損!悪徳リフォーム業者の手口と絶対に騙されない為の全知識」の記事も参考にしてください。

4.【階段リフォームDIY】ここまでなら自分でもできる!

4-1.<難易度|低>滑り止めの取り付け

滑り止めは、階段のサイズにカットして、貼るだけなので、自身でも簡単に取り付け可能です。

ひと口に滑り止めといっても、サイズや色、素材等のことなるさまざまな滑り止めがあります。なかには暗い所で光る蓄光タイプの滑り止めもあります。

<滑り止め|製品例>

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※画像出典:イークラッシー

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※画像出典:コメリ

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※画像出典:ノリタケカンパニーリミテド

滑り止めマットを活用するという方法もあります。設置方法は、置くだけ。滑り止めマットの場合、模様のある製品もあるため、階段の印象も演出できます。

<滑り止めマット|製品例>

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※画像出典:楽天

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※画像出典:ピアリビング

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※画像出典:Big bridge

4-2.<難易度|中>階段をオシャレにチェンジ

「階段の印象を変えたい」という場合、ウォールステッカーやカッティングシートを使うと簡単にリフォームできます。

やり方は、カッティングシートを切って貼るだけ。カッティングシートのデザインによっても、さまざまな世界観を演出できます。

<イメージ>

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※出典:http://roomclip.jp/dir/place/stairs/1319

5.まとめ

階段をリフォームするうえで、最も重視すべきポイントは安全性です。子どもや年配の方が階段を利用する場合には特に、リフォーム内容を吟味する必要があるでしょう。

ぜひ、「1.現状の階段に潜む危険箇所からリフォーム内容を考えると上手くいく」を参考に、既存の階段の危険性を洗い出し、危険箇所のない、より安全な階段を目指しましょう。

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