【住まいのアルミを塗装したい方は必読】塗装時期から業者選びまで

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家をメンテナンスしようと考えたときにどうしても知っておくべきなのは「家の素材が何でできているか」。例えば外壁であればサイディング、モルタル…などは聞いたことがある方も多いのでは?

そんな中でご自宅の窓枠や外壁などが「アルミ(アルミニウム)」と呼ばれる素材であり、塗装でのメンテナンスは可能なのか、可能だとしたらどのような塗料でどのように行えば良いのかわからない方も多いのではないでしょうか。

結論から申し上げますと、アルミは塗装できます。

そこで本記事ではアルミの塗装について、塗装するタイミング、塗装業者を選ぶポイントから、かかる費用やDIYが可能なのかまで詳しくお伝えします。ご自宅のどこかしらにアルミが使われており、メンテナンス(塗装)方法に迷っている方はぜひ参考にされてください。


1.アルミは塗装できる!

先述した通り、アルミは塗装できます。

アルミの表面はアルマイト処理(※)が施してあり、他の建材よりも劣化しにくいのが特長ですが、アルミに傷が入り、そこに酸性雨が入った際に腐食が進行し、劣化してしまいます。
一昔前はアルミは「非鉄金属」ということから考えて、塗料が密着しづらく、塗装できないと考えられたこともありました。
しかし、現在はアルミ専用塗料が多くのメーカーから出てきており、基本的にアルミは塗装できるようになっています。
一概に「アルミ」と言っても、その種類や使用されている箇所(部位)で塗装方法や専用塗料は異なってきます。それを念頭に置いて塗装していくことが必要です。

2章からは具体的なアルミ建材の種類について見ていきましょう。

※アルミニウムを陽極(+極)で電解処理して 人工的に酸化皮膜(アルミの酸化物)を生成させ、表面を保護する処理のこと

 

2.具体的なアルミ建材の種類

ここではご自宅に使用されることの多いアルミ建材の種類とそれぞれの塗装方法を簡単に紹介します。
より詳しく知りたい方に向けて、種類ごとに詳しく記載した記事もリンクさせておりますので、ご自宅に使用されているアルミ箇所に関しては、ぜひご覧ください。

2-1.アルミサッシ(窓枠)

アルミ建材
画像出典:プロタイムズ浜松東店

もっともご自宅の部位としてアルミが使用されることが多いのはサッシ(窓枠)でしょう。アルミサッシは世に多く出回っています。塗装方法としては、劣化の症状によっても変わってきますが、基本的に以下の手順で塗装していきます。

①洗浄:汚れ、ほこりを取り除く
②下地処理:サンドペーパー等でサビを除去
③養生:まわりに塗料が付かないようマスキングテープで養生を行う
※大きな凹みキズがある場合:補修用のパテと呼ばれる塗料で凹みやキズを平面に仕上げる
④塗装:専用塗料にて下塗り→上塗り塗装を行う

アルミサッシの塗装について詳しく知りたい方はこちらの記事もご覧ください▼

[アルミサッシは塗装できる]キズやサビは、塗装で補修すべし!

2-2.アルミ製の門扉

アルミ製の門扉

門扉は道路側から見て最も手前にあり、その家の印象に大きく影響を及ぼす箇所でしょう。

特にアルミ製の門扉の場合、サビが発生してしまうと見栄えが悪くなってしまいます。

門扉の塗装手順は以下の通りです。

①汚れの拭き取り:布巾などでゴミ、油分を拭き取る
②下地処理:サンドペーパー等でサビを除去
③養生:まわりに塗料が付かないようマスキングテープで養生を行う
④塗装:専用塗料にて、角や細部など塗りにくい箇所から塗装→全体が均一になるよう塗装(下塗りが必要な場合とそうでない場合あり)

門扉の塗装について詳しく知りたい方はこちらの記事もご覧ください▼

門扉の塗装をお考えの方必見!門扉塗装を成功させる5つのポイント

2-3.アルミ製の手すり

アルミ製の手すり
画像出典:プロタイムズ岐阜関店

ベランダの手すりもアルミが使用されている場合が多いです。
そもそも手すりは塗装する必要があるのか疑問に感じる方もいらっしゃるかと思いますが、
まず家の一部として手すりだけが劣化し傷などが入っていると見栄えが悪いです。
また、その傷に触った際に怪我をする可能性もあります。よって塗装はした方が良いのが結論です。
手すりの塗装手順は以下の通りです。

①洗浄:汚れ、ほこりを取り除く
②下地処理:サンドペーパー等でサビを除去
③養生:手すり以外に塗料が付着しないようマスキングテープで手すり周辺を養生する
④塗装:専用塗料にて下塗り→上塗り塗装を行う

2-4.外壁(アルミサイディング)

外壁(アルミサイディング)

家のメインである外壁。金属ならではの質感で、窯業系の素材の外壁と比較してモダンかつおしゃれな雰囲気を演出できるため、アルミサイディングと呼ばれる外壁材が使用されていることも多くあります。
また、アルミサイディングは窯業系サイディングと比べて軽いため、建物自体への負担がかからないというメリットもあります。

そんなアルミサイディングの塗装手順は以下の通りです。

①洗浄:汚れ、ほこりを取り除く
②下地処理:サンドペーパー等でサビを除去
③養生:周辺に塗料が付着しないように養生する
④塗装:専用塗料にて下塗り→上塗り塗装を行う

アルミサイディングの塗装について詳しく知りたい方はこちらの記事もご覧ください▼

外壁用素材「アルミサイディング」の特徴を徹底解説!

※劣化具合により、塗装では対応できず、取り替え等のメンテンス方法を取らなければならないこともあります。
※上記記載の塗装手順は施工業者のやり方によって順番が変わる可能性があります。

 

3.アルミを塗装するタイミング

アルミが塗装できることはわかったものの、アルミがどのような状態になっていれば塗装が必要なのか、大体の塗装周期などがわかれば便利ですよね。
ここではアルミを塗装すべき劣化症状と、適した塗装周期をご紹介します。

3-1.塗装すべきアルミの劣化サイン

ここでは写真と合わせてアルミを塗装すべき劣化のサインを表にまとめました。
表内にて劣化症状を説明する写真には、アルミサッシやアルミ製の手すり、アルミサイディング(外壁)が出てきますが、アルミ製品であればどの症状も起こりうるものですので、アルミが使用されている箇所に限らず劣化のサインとして参考にされてください。

塗装すべきアルミの劣化症状


画像出典:プロタイムズ金沢駅西店・富山中央店

キズが入っている

画像出典:プロタイムズ金沢駅西店・富山中央店
画像出典:プロタイムズ金沢駅西店・富山中央店
画像出典:プロタイムズ金沢駅西店・富山中央店
凹みや浮きがある

 


画像出典:プロタイムズ沖縄中央店

サビが発生している
画像出典:プロタイムズ浜松東店 色あせ、変色、汚れが発生している

 

塗膜が剥離している

 

3-2.アルミ塗装に適した塗装周期

2-1の劣化症状と合わせて、塗装時期を判断するための情報としてもう一点、「塗装周期」というものがあります。
これは、その素材がもつ耐久性に対して、どのくらいの期間が経つとメンテンス(塗装)が必要になるかという目安にすることができます。

アルミサッシ・アルミ製の門扉・アルミ製の手すりの場合:5~7年

アルミ外壁の場合:10~15年

上記はあくまでも目安の年数となります。メーカーにより、耐久年数が変わってきますので、確認してみましょう。

 

4.アルミ塗装を依頼する業者選びのポイント

いざアルミの塗装をしようと思ったとき、どこに施工してもらうのか、業者選びも重要になってきます。
なぜならアルミの塗装にはいくらか専門的な技術・知識が必要となるためです。
ここでは業者選びの2つのポイントをお伝えします。

・下地処理をしっかりしてくれるか

アルミを塗装する際、経年劣化しているアルミには白サビが発生している場合が多くあります。
その場合サンドペーパーなどで十分除去しないと、その後塗装する塗料がしっかり密着せず、早期に剥がれてしまう可能性が高いです。
よって他素材に比べて、下地処理をしっかり行うことが大切になってくるのです。

この業者にしようかと検討段階で業者のHPを見ているような段階であれば、HP内に施工について説明があればそこに下地処理の大切さが謳ってあるか確認しましょう。また見積り依頼を行い業者と直接話をする段階であれば、見積りの説明を受ける時点で下地処理の説明があるか確認し、なければ下地処理は行うのかについて質問をしてみましょう。

・アルミに適応した塗料を使用してくれるか

アルミへの塗装にいくらか技能を要する理由の一つとして、塗料が密着しにくい素材という点があります。
よって、アルミにしっかり密着する専用の塗料を使用することが大切です。
アルミに限らず、下地の素材によって適した塗料を塗装しないと、早期に剥がれてしまう可能性が高いです。

施工時にちゃんとアルミに適応した塗料を使用してくれるかは業者HPを見ただけではなかなか掲載されていない可能性が高いので、見積り依頼を行い業者と直接話をできるタイミングで、アルミ適応塗料の取扱いがあるか確認してみましょう。


【アルミ素材におすすめの塗料】

下塗塗料

サーモテックメタルプライマー(アステックペイントジャパン)

サーモテックメタルプライマー

防サビ効果と遮熱性を併せ持った下塗材。アルミ以外に、鉄、ステンレス、ガルバリウム鋼板等の素材にも対応。一液性で作業性にも優れる。

パーフェクトプライマー(日本ペイント)

パーフェクトプライマー
画像出典:https://www.amazon.co.jp

アルミサイディングをはじめとした金属サイディング用の下塗塗料。それ以外にもステンレス、アルミ、木など幅広い下地に塗装できる。

上塗塗料

マックスシールド1500F-JY(アステックペイントジャパン)

マックスシールド1500F-JY

耐候性や低汚染性に優れた、弱溶剤形のフッ素系上塗材。シリコン、ウレタンもシリーズ内としてあるため、希望価格に応じて選ぶことができる。

 

5.アルミ塗装にかかる費用

本章では、塗装の際に皆様が最も気になるであろう費用(業者に依頼したときの工事費用)についてお伝えします。

部位 費用目安
アルミサッシ 約4~6万円/箇所(サッシ1つにつき)
※アルミサッシを新しいものに交換した場合の費用相場は、約15~20万円/箇所(サッシ1つにつき)
アルミ製の門扉 約1.5万円~2万円
※門扉を新しいものに交換した場合の費用相場は、約10~30万円
アルミ製の手すり 約4~6万円
外壁(アルミサイディング) 約80~150万円

※上記はあくまで相場価格です。劣化の症状や選ぶ材料(塗料)等によって、費用が大きく変わることもあります。

 

6.アルミ塗装のDIYはオススメできない

業者選びのポイントやかかる費用をお伝えしてきましたが、あまり費用をかけたくないし、DIY(自身で材料を揃え、施工まで行うこと)はできないものか、と感じた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
しかし、正直言ってアルミの塗装をDIYで行うことはオススメできません。理由を以下で説明していきます。

6-1.アルミ塗装のDIYがオススメできない理由

①きれいに仕上げることができない

アルミを塗装する際は専用の塗料を使い、塗布量や乾燥時間をしっかり守る必要があります。一般的な金属専用塗料では付着性が低い場合があるため、必ずアルミに対応している塗料か確認することが必須です。知識もなくアルミ専用でない塗料を購入してしまったり、塗布量などを目分量で行ってしまうと結果的にきれいに仕上げることができず、早期剥離(塗装後1年未満など早い段階で塗装が剥がれてきてしまうこと)につながってしまう恐れがあります。

※塗布量:塗装する際に使う塗料の量。塗料の種類ごとに、面積あたりに必要な量が決まっており、それを守らないと「塗布量不足」となり早期剥離や色あせに繋がる危険性がある。

②事故を引き起こす可能性がある

アルミ外壁の2階部分や2階のアルミサッシなど高所での塗装を行う場合、足場を設置する必要があります。まず足場を設置することが個人では難しいですし、高所での塗装はプロの業者のように慣れていないとうまくできないどころか落下し怪我をしてしまう危険性もあります。

6-2.アルミ製の門扉ならDIYに挑戦してみてもOK

6-1で記載したように、アルミの塗装をDIYで行うことは基本的におすすめできませんが、どうしてもDIYしたいという方におすすめの部位は門扉です。
理由としては、門扉であればアルミサッシやアルミ外壁、2階ベランダ部の手すりなどのように高所にないため危険性は少なく、また塗装範囲も少ないため、もし剥がれ等が発生してしまっても上からもう一度塗装するなど、リスクが少ないことが挙げられます。また、門扉であれば、多少DIYがうまくいかなかったとしても、見た目が悪い程度で済みます。


6-1、6-2を踏まえて考えると、高所にある部位(アルミサッシ・アルミ外壁・アルミ製の手すり)をDIYで塗装することはおすすめでき兼ねますが、アルミ製の門扉であれば挑戦してみても良いでしょう。

しかし、アルミに適応した塗料の選定などを含め、プロにお願いした方が結果的にきれいに仕上り、また長期的にその仕上りを維持することができるということは覚えておいていただければと思います。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

アルミは他の素材と違って少し特殊な素材ですが、窓枠など、意外とご自宅の素材として使用されています。
正しい知識をもって、メンテナンスを行っていきたいですね。
本記事の主なポイントは以下4つです。

●アルミは塗装できる
●塗装する時期は劣化状態や塗装周期をあわせて判断する
●業者選択する際
・HPで業者検討している段階であれば…下地処理の大切さがHP内で謳ってあるかを確認
・見積りを依頼し直接業者と話をする段階であれば…施工仕様に下地処理が入っているか、アルミ専用塗料を使う仕様になっているかを確認
●DIYでのアルミ塗装(特に高所)はおすすめしない、業者依頼をした方が無難

本記事が少しでもご参考になれば幸いです。

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