快適なお風呂へ!価格は?お風呂リフォームの適正価格

ユニットバス

「お風呂のリフォームって、そもそもいくらぐらいかかるのか解らない」「お風呂の部材はどこで買えばいいのかわからない」「お風呂はどこのリフォーム店でリフォームしたらいいのか解らない」そんなお悩みをお持ちの方も多いかと思います。

この記事では、お風呂のリフォームはいくらかかるのか、どこで部材を買い、どこでリフォームしたらいいのかを、パターン別、メーカー別、業者別の事例紹介をします。

1.お風呂リフォームで先ず考えること

1-1. お風呂の種類

お風呂の種類は大きく2種類あります。「在来工法」と「ユニットバス」と呼ばれるものです。始めに、この2種類の違いをお話します。

・在来工法とは?

昔ながらのお風呂の造り方であり、かつての戸建てのお風呂のほとんどを占めていました。周囲に防水加工を施す以外は他の部屋と同じように造られているのが特徴です。

しかしこの工法は、長年使用していると年月とともに防水機能が低下し水漏れを起こすことが多い為、10~20年経過したお風呂は定期的にメンテナンスを施すことが必要になってきます。

 

 

・ユニットバスとは?

集合住宅用のお風呂として誕生したもので、工場で製造される規格化されたお風呂のことです。そのユニットバスが戸建て用のお風呂となったものを「システムバス」とも呼んだりします。工場で組み立てるお風呂である為、、防水性が重要視される床と壁の角が一体成型され、尚且つ素材自体の防水性が高い為、長年使用していても年月とともに水漏れする心配はほとんどありません。

ユニットバス

2 . パターン別の価格

2-1. 在来工法から在来工法へ

「在来工法」はオーダーメイドのようなものなので、価格はピンからキリまであります。浴室の内壁に使用する壁材もタイルや大理石、ヒノキ材等と、様々な素材を選ぶことができるので他にはない自分だけの空間を造ることが出来ます。

浴槽だけをリフォームする場合、浴槽自体の価格帯も幅広いですが、平均相場は10~20万円、施工費がおおよそ15万円程度である為、合計30万円程度が相場と思っておくと目安になります。

また、床と壁のタイルを工事するとしますと、平均相場は18~25万円程度 となります。加えて、天井と壁の塗装工事の平均価相場が4~6万円程度。このように、お風呂全体をリフォームするとなると、最低50万円以上はかかってくると考えると良いでしょう。

2-2. 在来工法からユニットバスへ

浴槽だけの交換なら50万円以下でできる場合もあります。大体、ユニットバスの交換は100万円以下で収まる場合が多いですが、ユニットバスを新しく設置する場合は部屋ごとの工事になってしまう為、100万円を越える場合も多くなります。

新しいユニットバスの購入費 50~200万円
古いお風呂の解体、新しいお風呂の設置 40~100万円
給湯器交換や配管の工事等のオプション追加 10~50万円
総費用 80~300万円
工期 7日~10日

戸建て用のシステムバスは、マンション用のものに比べてグレードのバリエーションが豊富です。セミオーダーが可能であったり、価格帯もちょっと高めのものが多くなります。また、在来工法でつくられた古いお風呂は、どうしても水漏れを防ぎきれません。土台の床や壁、周辺の柱が傷んでしまっていることが多いようです。そのときはお家の補修工事も行わなければならず、さらに10~40万円ほどの費用が必要になります。

補修工事がどのくらい必要かは実際にお風呂の解体を始めてみないと確認ができません。後から「そんなに!?」と唖然としないために、相見積もりの際に補強工事が必要なら費用がどれくらいになるか?をあらかじめ確認しておきましょう。

さらに、現在のお風呂のスペースが変わった形や極端に狭い(もしくは広い)ような場合は、ピッタリはまるシステムバスがない!なんてこともあります。

お風呂に合わせて中規模な自宅のリフォームをする必要が出れば、費用は百万円単位で跳ね上がることもあるので、そのような場合には、システムバスではなく在来工法でのリフォームを検討したほうが安く済むこともあります。

2-3. ユニットバスからユニットバスへ

新しいユニットバスの購入費 50~200万円
古いユニットバスの解体、
新しいユニットバスの取り付け費用
30~60万円
給湯器交換や配管の工事などの
オプション追加
10~50万円
総費用 50~150万円
工期 3日~5日

ユニットバスのグレードが高い場合は、様々なオプション機能が標準装備されていたりするので、お風呂についている標準設備はチェックが必要です。オプションを追加したり、新しいものに交換する設備が多ければ多いほど、費用は上がっていきます。浴室乾燥機の設置や風呂釜給湯器の交換でおおよそ10~30万円程度。乾きやすい、滑りにくいなどの機能性床材の追加でおおよそ3~6万円程度を見込んでおきましょう。様々なオプションを追加しても最短で3日、長くても5日程度で工事が終わるのが、ユニットバス交換のメリットです。

古さ以外に今のお風呂への不満がない方や、なるべく安く早く工事を済ませたい方には、同じサイズの新しいユニットバスへの交換がお勧めです。

2-4. お風呂の部分補修価格

・床の補修

床の補修が必要になってくるのは主に、在来工法のお風呂です。一般的なのが、タイルの床をパネルに張り替える補修となります。工事は1日で終わりますが、接着剤などが乾くまで1日以上の時間が必要となるので、1日半ほどお風呂が使用できません。材料費、施工費含め、おおよそ10万円程度を見込めば良いでしょう。

・壁の補修

壁の一部にサビが出ている。床のタイルが傷んでいる。タイルの目地のカビが取れない。浴槽にクラック(ひび割れ)が出ているなど。お困りの箇所だけのリフォームも可能です。
傷んだところを我慢してお使いになられているケースが多いようですが、早めのリフォームは結果的に浴室を長持ちさせることになります。
費用面でも5~10万円程度の工事になりますので、無理なく浴室のリフォームができます。

・ドアの補修

一般的な浴室ドアの取付費用は、3~10万円程度、部分的な修理では1~8万円が相場と言えるでしょう。

浴室のドア交換3~10万円、開き戸交換4~8万円、折れ戸交換3~6万円、浴室ドアの修理1~3万円程度となります。

浴室ドアの交換において大掛かりな工事になるケースは、既存の外枠の取り外しが必要な場合の工事なのですが、最近ではカバー工法と呼ばれる、新しい枠を既設の枠にかぶせて、新しいドアを設置する工法が使われることが多く、この手法だと、費用も比較的安く抑えることができますし、工事期間も数時間とお手軽です。

・手すりの設置

バリアフリーリフォームとして、手すりの設置をする場合、しっかりとした場所にきっちり取り付けなければなりません。場合によっては、下地の補強工事が必要となります。

材料費は5,000~2万5,000円程度で、素材や長さによって、金額が異なってきます。工期は半日~1日で、施工費込みで5万円と考えておくと目安となります。

ただ、下地の補強工事が必要となってくると、5万円以上かかってくると考えておきましょう。

3.メーカーごと、リフォーム業者ごとの価格例

3-1. メーカーごとの部材価格例

ここではユニットバスのTOTO、LIXIL、Panasonicの部材の価格例をご紹介します。

<TOTO>

①シンラ

価格帯 40~200万円(1坪サイズ)※基本仕様
特徴 細部にまでこだわりぬいた壁・床・水栓と間接照明によるやわらかな光の陰影で、心も体もリラックスすることができるTOTOの最高級のバスルームとなっています。

落ち着い雰囲気の方にピッタリなお風呂です。

 

②サザナ

価格帯 70~140万円(1坪サイズ)※基本仕様
特徴 毎日入る場所なので、浴室全体のデザイン性はもちろん使いやすさ、心地よさを高める、3つの機能にこだわっています。全身で感じる「くつろぎ」を目指してつくられています。

いつも快適にくつろぎたい方にピッタリです。

 

<LIXIL>

①アライズ

価格帯 60~100万円(1坪サイズ)※基本仕様
特徴 「ひとりひとりのライフスタイルに寄り添い、新しい暮らしを応援するバスルームを提供したい」という思いが込められています。子育てファミリーから、シニアご夫婦、共働き夫婦まで、使い方や組み合わせによってどんな方にも満足いただける仕様になっています。

オールマイティーなお風呂です。

 

②リモア

価格帯 85~130万円(1坪サイズ)※基本仕様
特徴 掃除がしやすい人造大理石を使用し、暖かさをキープする断熱機能も標準装備されていています。「手間なしで美しく」「自分時間を大切に」して欲しいというコンセプトがあります。

特に、仕事や家事で忙しい女性の方にお勧めです。

 

<Panasonic>

①ココチーノLクラス

価格帯 100~175万円(1坪サイズ)※基本仕様
特徴 すこやかキレイ、しっかりエコ、おそうじラクラクな上質空間をコンセプトとしています。高級感・機能性・清潔性を兼ね備えたパナソニック最高級のバスルームです。

ワンランク上のお風呂になっていて、上質を求める方にお勧めです。

 

②オフローラ

価格帯 80万円前後(1坪サイズ)※基本仕様
特徴 「美しくなるための機能、空間」をコンセプトにつくられました。ベース価格も80万円前後で、オプションをつけても100万円前後で納まります。

なるべく低コストで押さえたい方にお勧めです。

3-2. リフォーム業者ごとの価格例

大手リフォーム店は、総合リフォーム業者など大きな会社に頼む場合、人件費で割高になりそうなイメージがありますが、実際に工事をする人数は同じぐらいになるので、大きな会社、小さな会社で大きな価格の差は出ません。

リフォーム業者は総合リフォーム会社、工務店、塗装店、住宅設備の専門会社など様々ですが、部分的な改装なら専門店で済ませた方が安く済むケースもあり、全面的な改装なら総合リフォーム業者でも個人工務店でもさほど変わらないと思って良いでしょう。

大規模なリフォームに対応できるところもありますが、多くは物品販売を中心としたリフォームや、比較的規模の小さい工事を主としています。

ホームセンターではユニットバスなどを大量購入し、リフォーム商材業者と提携している場合もあり、本体価格自体は安く手に入るというメリットがあります。

しかし、同じ工事内容にも関わらず中間マージンが発生し、施工業者に直接頼んだ場合よりも金額が高くなる可能性もあります。

4.お風呂にもっとこだわりたい!

浴槽の形、シャワーの形、壁柄といった細部にまで「お風呂にもっとこだわりたい!」といった人も多いのではないでしょうか。

お風呂好きの方は、様々な色を組み合わせたタイルを使ってホテルのような高級感を出したお風呂にしたり、テレビを設置してお風呂を満喫できるものなど、こだわっている方もいます。

バスタブ一つとってみても、ボタン一つでお湯はり、保温、たし湯まで行ってくれるフルオートタイプや、ボタン一つで設定した湯量・湯温でお湯はりを行ってくれるオートタイプ、蛇口から給湯を行ってくれるシンプルな給湯専用らくタイプ等があります。

お風呂は1日の疲れを取る安らぎの場です。こだわりぬいて最高の空間にしてみてはいかがでしょうか?

5.まとめ

いかがだったでしょうか。お風呂のリフォーム価格は一概に「~万円!!」と言えません。

しかし、ある程度の相場は決まっている部分はあります。

お風呂リフォームで大事になってくることは、

・お風呂をどの種類にしたいのか決めること

・お風呂のデザイン、機能はどのようなものにするのか

・お風呂をどこでリフォームするのか何社からか見積もりを出してもらうこと

となってきます。

皆さんも、より良いお風呂で癒されませんか??

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