外壁の汚れが招く悪影響と講じるべき対策

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外壁の汚れは、「新築でまだ3年しか経っていないのに、外壁がきたない!」という方もいれば「築15年で外壁の黒ずみが目立ってはいるけど、気にしない」という方もいます。汚れは、美観が損なわれるだけだという認識が多くの方に深く根付いているため、あまり緊急性や除去の重要性を感じられていないというのが現状です。しかし、実際は、外壁の汚れというものは家の美しさを損なうばかりではなく、家に使われている材料の機能を低下させたり、劣化を促進させたりする原因にもなるのです。ここでは、汚れが家に及ぼす影響と汚れの種類、そして講じるべき対策をご説明します。


1.汚れを放置すると家にとって悪影響

外壁に施されている塗装の本来の目的というのは、大きく分けると家の“美観”を維持すること、建物の躯体を外的な刺激から“保護”すること、そして“機能”を持たせることです。

1-1 美観の低下

外壁カビ(3)

外壁は、可能ならいつまでも綺麗を長続きさせたいですよね。家の外であるため人目に触れる機会が多くとても気になりますし、いくら家の中を綺麗にしていたとしても、外壁が汚れていればお家の高級感や清潔感が欠けてしまうこともあります。

美観を維持、向上させる為に、塗装が施されているのですが、時間が経過し、雨風に毎日さらされると、耐久性が高い素材を使用しているとは言え、汚れの付着はどうしてもさけられません。

雨がたれた跡、藻・コケ・カビ、変色、さびなど様々な汚れが存在していますが、そのどれか一つでも外壁にあったなら、他のところがある程度きれいだったとしても住んでいる人にも通りかかりに見るひと、訪ねてきた人に美しい印象を与えることは出来なくなってしまうのです。

1-2 塗料の機能低下

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現在、塗料も種類が豊富で、中には塗料自体が防水、遮熱など様々な機能をもった塗料も登場しています。中でも、断熱・遮熱塗料は照射された熱をはね返す機能があり、省エネへの関心は高い今日、多くの注目を集めています。

しかし、その遮熱機能を持った塗膜面が、黒ずみで真っ黒であったり、コケ・藻が発生したりしている場合、日光を反射させるような塗料であったとしても、汚れた分だけ遮熱の機能は低下してしまいます。

汚れというものは、そのままにしておくと、どんどん大きく広がっていき、塗装で出来た保護膜(塗膜)を少しずつ剥がしたり劣化させたりすることで、外壁や屋根の劣化を早めてしまいます。汚れのない家にする事は、長く家に住むためには必要なことです。

2.汚れは家のヘルプサイン

汚れは、美観や機能を低下させることを、前章でお話しました。では、汚れはどういうふうに発生するのでしょうか。汚れが発生する原因として主に3つの要因があるといわれています。

汚れが発生する3つの要因

・構造上の問題によるもの

・劣化によるもの

・環境によるもの

この中に、「外壁の劣化が汚れを発生させる」というものがあります。言い換えると、“汚れが、外壁劣化のサイン”になるということです。外壁劣化段階と発生する症状を以下の表で見ていきましょう。

外壁劣化の4段階

写真年数発生する症状
第一段階 チョーキング約3年~つや落ち、チョーキング、変色
第二段階 湿気による汚れ・カビやコケの発生約5年~藻、カビ、コケ
第三段階 ひび割れ(外壁・モルタル吹き付け面)約8年~ひび割れ
第四段階 塗膜の膨れ、剥がれ(外壁・建材不問)2約15年~剥離、膨れ、欠落・欠損

※年数はあくまで目安です。発生するタイミングはお家の置かれている環境・状態によって異なります。

▼第一段階から第二段階

外壁の劣化は、塗膜層の劣化から下地に影響する劣化へシフトしていきます。塗膜が劣化しているほとんどの場合、チョーキングという現象が起こります。この現象が起こっている時点で外壁の表層面に防水機能低下が見られ、逆に保水性を持つことになります。その保水性が、藻やカビ、また、大気や雨の汚染物質が付着しやすくさせてしまいます。このカビ、コケ、藻のような汚れは繁殖をするので、放っておくとすぐ広がります。

▼第二段階から第三・四段階

このサインを無視して放置しておくと、塗膜の劣化が進行し塗膜が剥離、膨れを起こし、外壁自体に入ったひびから建物内への水の浸入を防ぐことができず、家全体が劣化してしまうことにもなりかねません。汚れは次の段階に進んでしまう前のサインです。このサインをしっかりと見極めて適切なタイミングで、適切なメンテナンスを行なうことでで、家の外壁の状態は変わってきます。

※汚れの発生は、家の構造や環境によってつきやすい、つきにくいがあります。ここではあくまで汚れが、外壁劣化のサインにもなりうるということをお伝えしています。

3.汚れの種類と発生場所

汚れの発生度合いや、スピード、種類は、お家それぞれの立地条件や建物の構造上の違いによって、異なります。

発生場所別の汚れとその原因

発生場所写真汚れ原因
雨が当たらない箇所 写真 2015-10-16 7 39 28埃、排気ガスなどのスス雨が当たらない箇所は風が吹き込みやすく、汚れが雨で流れないため。
陽があたらない箇所 kabiカビ、コケ、藻陽があたらないと湿気を帯び、菌が発生しやすい。
湿気が多い箇所湿気が多い箇所は、菌が発生しやすく、繁殖しやすい。
つなぎ目 CIMG2497 (圧縮 Copy) (2)シール部分のシリコン汚れ、サッシ溝のカビ埃サッシ溝に溜まったカビ埃が流出する。シール部の油分が流出する。
排気口付近 CIMG6121排気ガスなどのスス排気口からでるスス、油が付着する。シール部の油分が流出する。
雨水が触れる箇所 CIMG2316 (圧縮 Copy) (3)雨だれほこりや汚染物質が、雨水により流されて付着しやすい。

4.塗装か洗浄か判断基準は“洗って除去できるかどうか”

ある程度汚れがついてから時間が経ってしまっていると、高圧洗浄機でも取り除く事が出来なくなってしまいます。その場合、再塗装の必要も考えなければならないのですが、まずは、自分の家の汚れはまだ塗り替えなくても大丈夫なのか、そうでないのかの判断をする必要があります。そこで、自分で出来る判断として、「洗ってみる」があります。実際、この洗浄で済むのか、再塗装が必要なのかという判断基準が、定められているわけではありませんが、試験的に、洗ってみるというものが1つ方法としてあります。

ここで以下に外壁の汚れを落とす主な3つの方法をご紹介します。

洗浄の方法

洗浄方法水で洗い流す高圧洗浄で落とす洗剤で落とす
 ホース 高圧洗浄 洗剤
概要外壁の汚れがある部分にホースで水をかける。これで取れない酷いところは柔らかめのスポンジに水を含ませて優しく外壁をこする。高圧洗浄機を用いて外壁を洗浄する。強い水の力で汚れを弾き飛ばすため、汚れの種類に関わらずキレイに落とすことができる。高圧洗浄で落ちない汚れは専用の薬剤をかけて落とす。洗剤をお湯に溶かして汚れに吹付け、スポンジで叩くようにしながら汚れを落とす。
注意点こすり過ぎない
水の飛散に注意する
 

水が出る勢いが、強い為、外壁塗装を傷めてしまう可能性がある。同じ場所ばかりに当てないよう注意する。

 

薬剤は、付着したままだと外壁を保護している膜が傷ついたり、変異してしまったりする可能性がある為、水でしっかりと薬剤を落とす。

3つの洗浄方法のどれにも当てはまる注意点として、高所の作業はなるべく避ける、取れない汚れは無理に取らず、業者に相談するというものがあります。ご自身で出来ない場合は、塗装の必要性もありますので、業者に相談することをお勧めします。

【参考】外壁の汚れを綺麗に洗浄する方法とかかる費用

【参考】外壁塗装でトラブルを防ぐ『業者選びのポイント』

 

5.まとめ

いかがでしたでしょうか?外壁の汚れは、美観を低下させるだけでなく、汚れ具合によっては建材や部材の機能を低下させ、劣化を促進させてしまうこともあるため、放っておくことはあまりお勧めできません。外壁の汚れは、そのお家の立地条件や、構造上の問題などによって症状・進行具合・発生場所は様々ですが、早い段階で水での洗浄で除去できるうちに汚れを除去しておくことに越したことはありません。思い当たるところがある方は、まずご自身で汚れを洗ってみましょう。

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