天井をリフォームする時に押さえておきたい基礎知識

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天井リフォーム

お家の天井の汚れやヒビ等が目立つようになってきたけど、どうやって補修しようか?と悩んでいませんか?天井は、普段なかなかじっくり見ることのない場所です。気づかないうちにほこりやゴミが天井に付着しています。屋内でタバコを吸われるご家庭はなおさら汚れが付きやすいです。その汚れが、知らず知らず食卓や頭の上に落ちてきてしまったら・・・。

そのような天井になってしまう前に、どのように対処すれば良いのでしょうか。

天井リフォームには主に「クロスの張り替え」「塗装」「板の張り替え」の3種類があります。

天井の劣化具合、望むリフォーム後の姿を想像してどのようなリフォームを施すか選択しましょう。また、「クロスを張り替える」といった軽微な天井リフォームであればDIYでも可能ですが、「板の張替え」といった大掛かりなリフォームの場合は業者に頼むことをオススメします。

この記事では天井の劣化の判断や対処方法をお伝えしますので、参考にして下さい。

1.まずは劣化症状を正しく把握を!

一般的に天井のリフォームでは、「表面のみのリフォーム」と「下地材を含めたリフォーム」に分けられます。
天井の状態によっては「下地材を含めたリフォーム」のような大規模修繕を行う必要があります。
既存の天井を撤去して新規の下地や仕上げを施す為、その分費用も高く掛かってしまう工事です。

天井をリフォームをしようと思っても事前に状態を知らなければ今後の計画は立てられません。
天井の代表的な劣化症状を解説します。

1-1.代表的な劣化症状

木造住宅の天井は一般的に、釣木で吊られた野縁に天井板が釘やビス等で取り付けられている構造となっています。

天井の劣化症状は、使用する材料や工法の種類によって異なります。
また、外壁、屋上や設備機器類からの漏水や結露に起因する水染みや腐食、カビなども代表的な汚れとして挙げられます。
ここでは一般的な木造住宅でよくみられる壁、天井の劣化症状を以下にご紹介いたします。

①汚れ・シミ

経年劣化や、漏水や結露に起因するカビ等によって起こります。
②変色・退色

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出典:http://www.osouji-
sakaihirai.com/index.html

天井表面の色合いが日射や照明の紫外線によって変色または退色することがあります。
③クラック(ヒビ割れ)

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出典:http://npo.house110.net/
J110/kiji400/J110_490.shtml

天井板のクラックは、ボード同士のつなぎ目部分またはボードそのもののいずれかで生じます。

長期的な荷重の集中、あるいは台風や地震などの外力で生じることが多いです。

④キズ、欠け

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出典:https://www.
ienakama.com/

表面強度の小さい壁紙張りや塗装仕上げ、およびボード類、合板類などでは、衝撃などによりキズや欠けが生じやすくなります。
⑤反り

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出典:http://blog.m
urablo.jp/akky-papa/

合板類やボード類では、表・裏面での湿気や温度差により反りが生じることがあります。
⑥たわみ

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出典:http://www.azusai.jp/

天井版では、経年劣化や水分等により強度が低下し、自重によってたわみが生じます。
⑦腐食、腐朽

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出典:http://mbp-kumamoto.com/

パネル、合板類等の仕上げ材や軽量鉄骨下地材、木下地材では水分、酸、アルカリ性、虫害等によって腐食することがあります。
⑧漏水・結露・カビ

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出典:http://www.distec.jp/

漏水や結露が発生することによりカビの発生も含めて内装仕上げ材 および下地材の劣化や不具合に発展することがあります。

以上のような劣化症状が出てきた場合は業者に依頼することをお勧めいたします。

 

1-2.リフォームのタイミング

では、いつ天井のリフォームをしたらいいのかのタイミングをお伝えします。

①天井の汚れが目立つ、色が変わってきた
→クロスの張り替えや、塗装によるリフォームがオススメです。

②表面がケバ立ち、たわみ、シワが目立ってきた
→クロスの張り替えや、塗装によるリフォームがオススメです。
表面が平らになるように下地処理が必要です。

③表面にカビが出てきた
→クロスの張り替えや、塗装によるリフォームがオススメです。
天井板自体が傷んでいた場合は板の張り替えも必要です。

④ヒビ、穴が開いてきた
→天井板自体の張り替えが必要です。

以上のような症状が出てきたらリフォームを行いましょう。この症状は5~10年で出てくる家、20年経って出てくる家もあるので、定期的に天井を見てチェックをしましょう。そのまま放って置くと、軽微なリフォームだけでは済まない状態になってしまう可能性があるので注意が必要です。

 

1-3.屋根(天井以外)まで補修対象となってしまう場合

屋根自体が劣化し、瓦の下の野地板と呼ばれる板から天井裏まで水が浸入している場合、屋根自体を葺き替えないといけないこともあります。
そうなってしまう前に対策をうちましょう。補修方法は屋根によって様々ありますので下記のリンク先をご参考下さい。

雨漏りの調査方法から業者の選び方までをすべて解説

 

2.リフォームの種類を知る

天井のリフォームにはいくつか種類があります。劣化症状を補修するか、気分転換に天井の色やデザインを変えるか、目的によって様々です。ここでは、その天井リフォームの種類をお伝えします。

2-1.クロスの張り替え

天井のクロスの張替え方法は、壁紙の張り替えと基本的に同じです。壁紙との違いとしては、天井用のクロスは比較的厚手のものを使用することです。

また、クロスは施工費を安く抑えられ、デザインや機能も豊富で、防火性、防カビ性も兼ね備えたものもあるので、要望にあったものを選びましょう。

クロスの張り替え およそ1万円~3.5万円/㎡

※いずれも天井自体の大きさや劣化具合、補修箇所の大きさによって費用は変動します。

天井クロスは施工がしやすい為、張り替えは1日~2日で完了します。

 

2-2.塗装によるリフォーム

天井を塗装でリフォームする場合、塗装は色の選択肢が豊富で、クロスでは出せない独特なマットな質感を演出することができます。塗り方や色で異なる印象を生み出しやすいのが特徴で、部屋の雰囲気を変えたい方にオススメです。日本住宅の多くでは天井にクロスが張られているため、近年はクロスの上から塗装する手法も多くなってきています。

また、シックハウス症候群や化学物質過敏症を発生させない為にも、屋内塗装においては水性塗料を使用します。

塗装によるリフォーム およそ1.2万円~/㎡

※天井自体の大きさや劣化具合、補修箇所の大きさによって費用は変動します。

塗装によるリフォームは半日~4日間程度が目安です。ただ、塗装面積や乾燥時間等によって変わります。

 

2-3.板の張り替え

天井板自体が雨漏れ等で傷んでしまっている場合、板の張り替えが必要です。屋根自体の劣化が原因で雨漏りが発生してしまった際は必ず工事をしましょう。
費用を抑えたい場合、プリント合板等を選択するのも良いでしょう。

板の張り替え 板自体の工事が必要な場合、5万円前後~

※いずれも天井自体の大きさや劣化具合、補修箇所の大きさによって費用は変動します。

板の張り替え自体の施工は1日~3日間程度が目安です。

 

3.その他のリフォーム

①穴の補修

大きさ等にもよりますが、穴の補修は1.5万円~3万円程度が相場と考えておくと良いでしょう。

また、下地のベニヤなどまで損傷している場合には、板自体の張替えが必要です。この場合の費用の目安は、約6~7万程度となります。

②補強工事

20kg以上の照明を天井につける場合、その天井質量に応じた耐震性等を考慮した天井の仕様を設定する為に新たに補強工事を行わなければなりません。相場としては6万円~8万円と考えておくと良いでしょう。

4.天井リフォームのプラスα

先程までは劣化症状に対するリフォーム、ちょっとした気分転換になるリフォームについて書いていましたが、ここでは大胆に部屋の雰囲気を変える天井リフォームについてお伝えしたいと思います。

4-1.直天井に変更

直天井とは、屋根の下面や、上階の床の下面を、そのまま露出させた天井形式のことです。

天井を設けず、塗装や吹き付けなどで仕上げをすることが一般的です。

直天井は仕上げ材が間に入っておらず、天井が高く、開放感を演出することが出来ます。

しかし、断熱や防音性能が弱くなります。また、天井の凹凸があることや、配線の制約、照明位置の変更が不可能というデメリットもあります。

 

4-2.二重天井に変更

二重天井とは、天井仕上材が間に入り、天井が二重になっているものを指します。

天井がすっきりと見え、配線の自由度も高く、ダウンライトの設置も可能です。また、断熱や防音に優れています。

しかし、天井が低く、圧迫感がでてしまうデメリットもあります。

4-3.勾配天井に変更

勾配天井とは、天井が斜めになっており、本来はデッドスペースである屋根裏を部屋空間として扱い、室内空間を広く、おしゃれに見せる効果がある天井を指します。

部屋の開放感があり、窓によって採光や、換気にも優れているなどのメリットがあります。

しかし、高いところの掃除等のメンテナンスや、照明の配置が難しいというデメリットもあります。

また、気密性能が良くないと冷暖房の効率が悪くなってしまうので注意しましょう。

 

4-4.吹き抜けにする

吹き抜けとは、下の階の天井と上の階の床をなくし、上下をつなげたスペースのことを指します。

開放感があり、狭い面積でも広く感じることができます。また、家族の気配を感じることができ、日中の明るさも確保することが出来ます。

デメリットとして、勾配天井と同じようなことが挙げられます。メンテナンスが難しく、家全体の冷暖房の効率を考えなければなりません。

 

4-5.天井断熱を加える

天井断熱とは、天井の上に断熱材を敷き、天井裏の熱を室内に伝わらないようにして断熱することを指します。

グラスウールとロックウールが断熱材としてよく使用されています。天井に断熱材を施工することにより、冷暖房の効率を上げることができます。また、施工に手間が掛からず、安価で断熱ができます。

 

5.まとめ

いかがだったでしょうか?雨漏りを見つけてから天井リフォームをされる方は多いかと思います。しかし、気付かずに放っておくと大規模修繕しなければならない場合もあるので、注意しましょう。また、「劣化症状があったから天井をリフォームする」だけではなく「気分を変えたい、さらに魅力的な家にしたい」と思った際に行っても良いのです。この記事をご参考により良いライフスタイルを築いていきましょう。

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