自分でできる!フローリングの塗り替えメンテナンス方法

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フローリング

畳に比べて手入れがしやすく、耐久性も高いフローリング。近年の日本人のライフスタイルにも合うことから、フローリングの住宅が増えてきました。
耐久性が高いフローリングも、時間とともに劣化していきます。我が家のフローリングが痛んできて、見栄えが悪いのでなんとかしたい!とお困りの方もいるのではないでしょうか?

この記事では、フローリングの塗り替え効果、適切な時期や注意点、自分で塗り替えてお手入れをする方法もご紹介します。

1.フローリングの塗り替え効果と適正時期

フローリングのメンテナンスというと手軽なものであればワックス掛け、大掛かりなものとなると塗り替えや張替えなどになります。

1-1.塗り替えの効果

フローリングを塗装・塗り替えることで以下のような効果が期待できます。

・美観を保つ(取り戻す)

歩くこと、モノを落とす、飲み物をこぼすなど日常生活の中で傷や汚れなどフローリングの美観は損なわれていきます。定期的にフローリングを塗り替えることによって、新築時の綺麗な状態を引き続き保つことができ、痛みの激しい場合でもある一定のところまでは綺麗な状態を取り戻すことができます。

・フローリングを保護する

フローリングを塗っておくことによって、表面に膜を形成します。その膜によって汚れの付着や傷を防ぐ効果が期待されます。

・メンテナンスがしやすくなる

表面に膜を形成することにより、汚れが素地にまで及ぶことを防ぐことができます。ワックスの場合定期的に剥離、塗り替えを行うことで美観を保つことができます。

 

施工前

劣化②

施工後

綺麗フローリング
画像出典:http://blog.livedoor.jp/

 

1-2.塗り替え時期の目安

経年劣化によるフローリングの張替などメンテナンス時期は、約15年を目安に行うと良いです。ただし、家具の種類や住む人の数などによって劣化する早さは異なります。よく使用する場所、キッチンなどの水回り近くのフローティングは劣化の進行が早いでしょう。

例えば下の写真のように、フローリング表面が傷んで色が剥げてくるのもよく見られる劣化です。

フローリング劣化①

画像出典:http://www.kis.gr.jp/album/sekou/uv_rekka/005.html

フローリングの色が剥げる以外にも、表面の色あせ、光沢が失われてきた、汚れが目立つなどの症状が見受けられる場合、塗り替え時期と判断できます。

 

2.フローリング塗り替えの種類とおすすめ商品

フローリングの塗り替えといってもホームセンターで売っているワックスから業者が行うコーティング材、塗料による塗り替えなど多くの種類があります。かかる費用や特徴がそれぞれ違う為、どれがご自宅に適切なのかの参考にしていただければと思います。

2-1.ワックス材での塗装

ワックスとは蝋のことをいいます。大きく分けて動物性のものと植物性のものに分けられ、固体のものやオイルなどを配合することによって扱いやすくしているもの、安全面を考慮したエマルジョンのものなどがあります。

ワックス(簡易)

つやピカワックスシート

【メーカー名】リンレイ
【価格】250円~400円
【特徴】汚れ落としとワックス掛けを同時にできるため、手軽にワックス掛けができる。乾燥時間も3分程度と短く、ワックス効果は1ヶ月続く。

 

フローリング専用ワックス

フローリング専用ワックス

【メーカー名】リンレイ
【価格】1,500円~4,000円(サイズにより異なる)
【特徴】樹脂ワックスがフローリング表面を傷や水から守り、汚れやほこりの付着を防ぐため日頃のおそうじが楽になる。持続性は1年程度。

【ワックスの特徴】

ウレタン塗料やシリコン塗料、オイル塗装を用いた塗装では表面に色がついたり濡れ色になったりしますが、ワックスの場合ですと無塗装に近い状態に仕上げることができ、木の質感を残すことができます。

【注意点】

耐久性自体はウレタン塗装などに比べ劣り、半月に1度のペースでのメンテナンスが必要になります。また保護力に関しても他の塗装に比べ低いため、明るい色のフローリング材をワックスで保護する場合や、土足で上がる場所などをワックスで保護する場合、汚れが目立つ可能性があります。使用する場所やフローリングの色には注意が必要です。

 

2-2.コーティング材での塗装

コーティング材は大きく分けるとアクリルなどを用いた水性コーティング材と、シリコンやガラスコーティングと呼ばれる油性コーティング材に分けられます。用途や求める性能に合わせて幅広く選ぶことができ、価格帯も幅広くなっています。コーティング材での塗装はDIYですることは難しく、慣れていないと仕上がりが汚くなり、そこから業者依頼になると費用が高くなることもあります。コーティング材の施工は業者に依頼することをお勧めします。

 

yuka_25newxpc_02

グラスヴェール フロア

【メーカー名】株式会社クレバ
【価格】29,800円
【特徴】DIYでガラスコーティングが可能。水、紫外線、汚れ、傷などから約20年間にわたり保護することができ手入れが楽になる。

【コーティング材の特徴】

コーティング材を用いた塗装は仕上がりが美しく、光沢やツヤに関してはワックスの上をいきます。また、表面の耐久性、耐水性、耐汚染性もワックスとは比較にならないほど高い性能をもっています。表面を堅くコーティングするため、ペットを飼っているご家庭は爪でフローリングが傷つくことを防ぐことができます。耐久性に関しては、選択する塗料によってもことなりますがおよそ5年~20年程度を目安としていただければと思います。ただそれだけ耐久性・機能性が高いものになりますので、価格もワックスと比べると格段に高めになります。

 

2-3.オイル塗料での塗装

ワックスやコーティング材が表面に硬い膜を形成するのに対し、オイル塗装は木材表面から内部に染み込み、薄い膜を形成します。耐水性や撥水性は備えていますが、傷や汚れにたいしては、ワックスやコーティング材に比べると強くはありません。

 

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オスモカラーフロアーシリーズ

【メーカー名】オスモ&エーデル株式会社
【価格】6,500円~
【特徴】木の自然な風合いを生かすには最適な塗料です。またワックスやコーティング材が化学物質より作られるのに対し、オスモカラーの商品は自然由来のものから作られるため、人体だけでなく動植物にも優しい塗料です。

SONY DSC
画像出典:http://daikufujii.exblog.jp/16399195/

【オイル塗装の特徴】

木の表面に薄い膜を形成する為、木目などを潰すことなく浮き上がらせ、木本来の質感や色見を保ったまま美観を保つことができます。また、施工してからある程度年数が経つとワックスやコーティング材が劣化し美観が損なわれるのに対し、オイル塗装の場合味のある、いわば変化を楽しむことができます。自然志向の方に特に好まれる塗装方法かもしれません。ただし耐久性は高くなく、2年~3年に1度はメンテナンスをする必要があります。また水がついたまま放置しておくとその部分だけシミになることもありますので注意が必要です。

 

3.塗り替えをするにはどうしたら良いの?

ここまで各塗装方法の特徴を紹介してきました。フローリングの塗り替えはDIYすることで、費用を大幅に抑えることができます。ただし、一見簡単そうに見える作業ですが、旧ワックス面を剥がす剥離作業や、ムラにならないよう均一に塗ることは実際やってみると難しいものです。ワックス程度であれば比較的容易にできますが、その他のものに関しては、仕上がり、手間を考えると業者に依頼されることをお勧めいたします。これからはそれぞれの塗装方法をご紹介いたします。

3-1.ワックス材での塗装方法

ご自身で行う際は簡単で仕上がりが綺麗なワックス材の塗布がおすすめです。

【塗装方法】

1.フローリングの汚れやほこりを掃除機や雑巾などで取り除きます。
※この時汚れなどが残っていると仕上がりが汚くなるので念入りに行いましょう。

2.雑巾がけで表面が濡れている場合は、完全に乾燥するまで待ちます

3.ワックス材を塗る順番を決めます。

フローリングワックス塗り方
画像出典:http://www.wax-pro.jp/wax-kake.html

※このとき部屋の奥から入り口に向けてかけていくようにします。そうすることで、かけ終わったあとに部屋から出られない!となることを避けることができます。

4.ワックス材をワックス塗布用のモップやウエスに染み込ませ、ゆっくりと伸ばしていきます。

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画像出典:http://www.verybenly-azuma.com/hang/howtoapply03/

※スポンジなどを利用すると、空気による気泡や泡が表面に残り仕上がりが汚くなる可能性がありますので、なるべくスポンジは利用しないようにしましょう。

5.乾燥を待つ

※乾燥するまで夏場ですと20分程度、冬場で30分程度かかります。その間は表面を触ったり、歩いたりしないようにしましょう。乾燥しているか確認する際は、目立たないところを軽く指で触る程度にしましょう。また、完全に乾燥するまでは約1日かかりますので、それまでは水をこぼしたりしないように注意しましょう。

6.2回目のワックスがけを行う

※必ずしなくてはいけないわけではありませんが、より仕上がりを綺麗にするために行います。重ね塗りをする場合は、1回目が完全に乾燥してから行いましょう。

 

【費用】

簡易シートタイプのもので2,000円程度、ワックス材を使用した場合ですと1万円以内で揃えることができます。

 

3-2.コーティング材による塗装の場合

高い耐久性を求める方にはコーティング材での塗装がおすすめです。前提としてコーティング材やオイルを用いた塗装は業者に依頼することが仕上がり、費用面を考えても一番おすすめになります。

【塗装方法】

1.家具を全て移動させる

ワックスと違いコーティング材の場合、フローリング全面に施工する必要があります。そのためリビングに置いてあるすべての家具を移動させる必要があります。

2.剥離材をスポンジなどで広げフローリングの古いワックス、塗膜を剥がす

ハクリ塗り広げ
画像出典:http://futsuunokurashi.com/wp/souji/床ワックスの塗り方と剥離の仕方/

3.雑巾などで剥離したものを吸い取り乾燥させる

水拭き
画像出典:http://futsuunokurashi.com/wp/souji/床ワックスの塗り方と剥離の仕方/

4.部屋の壁紙などコーティング材をつけたくない部分を養生する

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画像出典:https://noc.sekisuihouse.co.jp/smp/maintenance/03.html

5.1回目を塗り乾燥させる(乾燥に1日~2日)

6.2回目を塗り乾燥後養生を剥がして完了

 

【費用】

必要となる材料はおおむねワックス材でのDIYの際と同じです。およそ3万円~4万円程度で材料を揃えることができます。

 

3-3.オイルによる塗装の場合

無垢材など木が本来持つ風合いを残したまま保護したい方にお勧めの塗装方法です。基本的な工程は、コーティング材を塗る場合と同様ですが、オイル塗装はムラになりやすいため綺麗に仕上げたい場合業者に依頼するのが一番です。しかし色ムラすらも見方によっては風合いに代わるのがフローリングの良いところでもあります。

【塗装方法】

1.家具を可能な限り移動させる

2.フローリング表面の汚れやチリを掃除する

サンドペーパーを使う場合は、♯180で木目に沿って汚れを削り、♯240~♯320で表面を滑らかにします。

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画像出典:https://i.ytimg.com/vi/xqFJARQhMWE/maxresdefault.jpg

3.マスキングテープなどで養生をします

4.少量ずつ乾いたウエスに染み込ませ、木目に沿って塗る。ウエスのかわりにハケを利用しても可。

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画像出典:http://www.auro.co.jp/item_page/auro690.html

5.表面に余ったオイルを乾拭きでふき取る

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画像出典:http://www.auro.co.jp/item_page/auro690.html

6.12時間から24時間乾燥させる

 

【費用】

かかる費用としておよそ2万円程度でDIYすることができます。

※注意

塗る際に使用したウエスは、そのまま置いておくとごくまれに自然発火をする可能性があるため、水につけてから廃棄するようにしましょう。使用したウエスを置いたままで自然発火したケースがあります。くれぐれも処分方法にはご注意ください。

 

4.業者にメンテナンスを依頼する場合

自分でフローリングを塗り替えるのが手間だ、せっかくフローリングを塗り替えるなら綺麗に仕上がることが最重要!という方は、業者に依頼することも選択肢に入れましょう。
以下の表は30㎡(約20帖)の部屋のフローリング塗り替えを業者に依頼した際の費用目安です。

費用 期待耐用年数
ワックス材 3万円~ 半年~1年程度
オイル塗装 10万円~ 半年~1年程度
アクリルウレタンコーティング 15万円~ 8年~10年程度
UV・ガラスコーティング 25万円~ 15年~20年程度

※費用は広さや状態、業者によって異なります。

DIYに比べて費用は高くなりますが、業者へ依頼する方が綺麗に仕上がります。特にコーティング材を使用してフローリングの塗り替えを検討されている場合は、業者へ依頼されることを強くおすすめします。

 

5.まとめ

いかがでしたでしょうか。フローリングは日々の生活で痛んでいく部分ですが、メンテナンスをすることで綺麗な状態を長く保つことができます。また、メンテナンスを施すことで、お掃除の時間を短縮することもできます。なにより、床が綺麗だと、暮らす方の気持ちも晴れやかになります。費用を抑えて自分で定期的にメンテナンスしたいならワックス材を、高い耐久性を求めたいならコーティング材を、木の質感や風合いを楽しみたいならオイルでの塗り替えを検討ください。

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