部屋の仕切りアイデア集|事例から学ぶ仕切り術

部屋 仕切り

「部屋の仕切り」を設置したいと思ったとき、具体的にどのようにすればよいか想像できますか?

仕切りが必要になる部屋としては、子ども部屋がダントツで多いのではないかと思います。子どもがある程度大きくなると、一人部屋を検討する方もいます。部屋を増設するのは難しいので、やはり部屋を仕切るしかありませんよね。しかし、実際にどのように仕切るのが一番適しているのか?一番ラクな方法は?お手頃価格でできる方法は?など様々な疑問があるかと思います。

この記事では、部屋の仕切り事例からあなたに合った仕切り方法をご紹介します。

1.パターン別 部屋の仕切り事例

まずは、部屋の仕切り事例を見てみましょう。仕切る方法だけでも7パターンあります。

1-1.カーテン

カーテン

一番簡単な方法で誰でも手軽にトライできます。突っ張り棒もしくはカーテンレールにて取り付けます。カーテンで空間を仕切るだけなので、防音性は低いです。

 

1-2.ロールスクリーン

ロールスクリーンで間仕切り

天井へロールスクリーンを取り付けます。カーテン同様、手軽にDIYできますが、防音性は低くなってしまいます。

 

1-3.パーテーション

パーテション

天井と床を突っ張り棒形式で固定します。カーテン、ロールスクリーンは布で仕切っていましたが、パーティションはしっかりとしたパネルで仕切ることができます。天井に空間ができるので、防音性は低いです。

 

1-4.アコーディオンカーテン

カーテン

カーテンレールを天井に取り付けます。本格的に空間を仕切ることができます。開閉時に音がするので少し気になるかもしれません。

 

1-5.家具

棚

収納棚を仕切り材とすることで空間を有効活用できます。オーダーメイドの可動式の間仕切り収納棚もあるので、壁を作ったかのように仕切ることもできます。

 

1-6.引き戸

引戸

天井と床にレールを取り付け、扉を設置します。アコーディオンカーテン同様、完全に空間を仕切ることができますが、開閉時に音がしてしまいます。

 

1-7.造作壁

造作壁

完全に部屋を仕切ってしまいたい場合は、造作壁を作ることになります。これまでの方法は崩したい時に崩すことができますが、造作壁は作ってしまうと簡単に崩すことはできませんので注意が必要です。

 

2.仕切り方法によっては業者に依頼しましょう

様々な仕切り方法を紹介しましたが、自分でおこなえるものと業者に依頼すべきものがあります。各々の場合について紹介します。

2-1.DIYでおこなえる仕切り方法

・カーテン、ロールスクリーン、パーテーション、家具

方法 メリット デメリット
カーテン 突っ張り棒もしくはカーテンレールにて取り付け ・素人でも簡単に取り付けられる
・仕切りを崩したい時に崩せる
・コストを安くおさえられる
・種類が豊富
・開閉できる
・防音できない
・プライバシーがない
ロールスクリーン 天井へロールスクリーンを取り付け
パーテーション 天井と床を突っ張り棒形式で固定
家具 収納棚等を設置

リビングとキッチンの空間を仕切る、というように完全に空間をわける必要がない場合は上記の方法がおすすめです。
コミュニケーションをとる必要がある、とにかく簡単に済ませたい、おしゃれな仕上がりにしたい方にぴったりです。

作業時間目安は1時間前後、費用は、材料代のみなので2,000円~と手頃な値段でおこなえます。

・アコーディオンカーテン、パネルドア

方法 メリット デメリット
アコーディオンカーテン
パネルドア
カーテンレールを天井に取り付け ・カーテン等よりも本格的に空間を仕切ることができる
・DIYにて施工可能
・仕切りを崩したい時に崩せる
・開閉できる
・カーテン等よりは防音性は上がるが、完全には防音できない
・開閉時に音がする

2-1の方法よりも、本格的に部屋を仕切ることができます。
完全に仕切ることはできませんが、プライバシーも問題のないレベルで仕切れるのではないでしょうか。
子ども部屋を仕切る際、将来子どもが大きくなった後部屋を元通りに広くしたい場合は、こちらの方法がおすすめです。

商品を購入する際は、まず寸法に注意しましょう。横幅は、レール取り付け場所の幅にします。高さは、取り付け場所の高さから2cm差し引いた高さにします。

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画像出典:http://www.diy-shop.jp/accordion-door/diy.html

作業時間目安は1~2時間程度、費用は約1~5万円でおこなえます。取り付けの際は、2名以上で作業するとスムーズです。

2-2.業者に依頼すべき仕切り方法

・引き戸

方法 メリット デメリット
天井と床にレールを取り付け、扉を設置 ・カーテン等よりも本格的に空間を仕切ることができる
・仕切りを崩したい時に崩せる
・開閉できる
・カーテン等よりは防音性は上がるが、完全には防音できない
・開閉時に音がする

DIYでもおこなえますが、アコーディオンカーテンと違い天井と床に垂直にレールを取り付けなければならなかったり、扉を取り付ける作業があるので専門業者に依頼したほうが無難です。

費用は、ドアの種類にもよりますが約10~25万円、作業時間は1日間です。

・仕切壁の造作

方法 メリット デメリット
仕切り壁を造作する
※新築時にドアをふたつ準備しておく必要あり
・部屋を完全に仕切ることができる
・プライバシーを保護できる
・業者に依頼する必要がある
・コストがかかる
・簡単に仕切りを崩せない

すべての方法の中で、いちばん本格的な方法です。
新たな仕切壁を造作することになるので、部屋が完全にふたつに分かれます。その為、新築建設時にあらかじめドアを2つ設置しておくと工事がスムーズです。
ただ、一度部屋を分けてしまうと仕切りを崩すのが難しくなります。仕切りを崩す必要がない、コストをある程度かけても良い場合は、こちらの方法がいちばんおすすめです。

費用は約15~30万円、工期は3日間ほどかかります。

業者に依頼する際は、新築時にお世話になった工務店や近くのリフォーム店にお願いしましょう。

 

3.プラスワンでさらに快適にする方法

部屋を仕切る際、ひと工夫で過ごしやすくなります!造作壁で仕切る際は関係ありませんが、カーテンや家具等手軽な方法で仕切る場合は、下記を参考にしてみてください。

3-1.可動間仕切り収納で手軽に本格的に

家具を使って部屋を仕切る際、可動間仕切り収納を使うことで仕切り兼収納スペースにすることができます。収納家具のサイズはオーダーできるので、自分の家に合わせて注文することができます。既製品の家具だと、家具と天井の間にスペースが空いてしまいますが、オーダーメイドの家具だとその心配はありませんね。

部屋の中で収納を組み立てる必要があるので、業者に依頼したほうが良いです。費用は20万円~です。

before
before

after
可動式収納

画像出典:https://www.ce-fit.com/product/shohin.php?contentsId=138&g=2

3-2.防音シートでプライバシー保護

間仕切り壁や床、天井に防音シートを施工すると、防音効果を持たせることができます。音が気になる場合は、このような工夫をすると良いかもしれません。

完全に防音したい場合は、造作壁にて部屋を仕切り、内部に吸音パネルや防音シートを施工することで防音効果を高めることができます。

防音シート

画像出典:http://item.rakuten.co.jp/pialiving/10000224/#10000224

 

4.仕切り材の購入サイトまとめ

様々な仕切り方法を紹介してきましたが、最後に参考になる購入サイトを紹介します。

①RESTA DIY SHOP(http://www.diy-shop.jp/second/partition-curtain.html

DIY用品が充実しています。カーテン、アコーディオンカーテン、ロールスクリーン等種類も豊富です。売れ筋ランキングもわかり、商品が選びやすいのが特徴的です。

②BELLE MAISON(http://www.bellemaison.jp/ep/

主婦の方なら一度は聞いたことがあるであろう「ベルメゾン」。主にカーテンが手頃な値段で手に入れることができます。子ども向けのディズニー商品も取り扱われています。

③ce-fit(http://www.ce-fit.com/product/category.php?id=1

可動間仕切収納でしたら、こちらがおすすめです。部屋の大きさに合わせてオーダーメイドもできますので、本格的に部屋を仕切ることができます。

5.まとめ

いかがでしたか。
様々な事例を見ることで、ご自身の部屋の仕切りの参考になったのではないでしょうか。
仕切りの方法については、紹介しただけでも7つの方法があります。手軽におこなえるのはカーテンやロールスクリーン、少し手を凝るならアコーディオンカーテンや引き戸、本格的におこなう場合は可動式収納家具や造作壁といった方法があります。プライバシーをあまり気にしなくても良いのであれば、まずは手軽なカーテンからチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
部屋をうまく仕切って、快適な生活を手に入れましょう。

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