猫と快適に暮らせる家へリフォームするための知識

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猫リフォーム

「猫を飼いたいと思っているけど、部屋はこのままで大丈夫なのだろうか・・・」「いざ猫を飼い始めたら爪とぎで壁がボロボロになってしまった・・・」など、猫との暮らしの面でお悩みの方も多いのではないでしょうか。

大好きな猫との暮らし、せっかくならば人にも猫にも快適な部屋で暮らしたいですよね。

この記事では、「人と猫がお互いに快適に過ごすための家」へリフォームするポイントや費用についてご紹介いたします。是非参考にしてみてください。


1.猫と暮らす家へリフォームする5つのポイント

1-1.壁や床の傷対策を行うこと

猫と暮らす上でなんといっても気になるのが、猫の爪による壁や床の傷ではないでしょうか。爪とぎによる傷はもちろんですが、猫が高いところから飛び降りた際についてしまう、想定外の傷も防止したいものです。
また、傷のつきやすいフローリング等の固い床は、猫の足や腰に負担がかかってしまいますので、おすすめできません。滑りやすく、急に駆け出したときなどに骨折をしてしまうこともあります。

リフォームを行う際は、傷がつきにくく、猫の足や腰にやさしいリフォームを行いましょう。

具体的な対策方法については、2-1、2-2をご参照ください。

1-2.臭い対策を行うこと

猫を飼っていると、少なからず臭いが気になりますよね。もしたとえ飼っている本人は気にならならなくても、来訪者にとっては気になるものです。猫は体臭よりもトイレの臭いの方が気になる場合が多いので、トイレ付近だけでも消臭効果のある壁紙や床材を貼る等の対策を行うと良いでしょう。

具体的な対策方法については、2-3をご参照ください。

1-3.猫が部屋間を自由に行き来できる家にすること

猫は行動範囲が広く、家の中を自由に行き来できなければストレスが溜まってしまうと言われています。猫が部屋間を移動するたびにドアを開けてあげられるのなら問題ないですが、なかなかそうはいきませんよね。また外出中はドアを開けっ放しにしなくてはならなく、冷暖房が効きづらくなってしまいます。

そこで、猫用ドアを設置する、というリフォームで対策をすることができます。猫が行動しやすく、ストレスの溜まりにくい環境を作ってあげましょう。

具体的な対策方法については、2-3をご参照ください。

1-4.十分な上下運動ができる家にすること

猫は高いところを好み、また平行運動よりも高いところに上ったり下りたりする上下運動を好む傾向があります。そのため、キャットウォークやキャットタワーを設置する等、猫が十分な上下運動ができる環境を作ってあげましょう。猫の運動不足やストレス解消となります。

具体的な対策方法については、2-4をご参照ください。

1-5.爪とぎが十分にできる家にすること

猫の爪とぎにお悩みの方はたくさんいらっしゃるでしょう。しかし、爪をとぐことは猫の習性ですので、やめさせることは困難です。猫が爪とぎを行う理由は以下のように言われています。

・古い爪をはがし、常に新しい爪を出しておくため
・鋭さを保つため
・マーキング(臭い、傷跡)
・飼い主の関心をひくため
・ストレス解消のため

家具や壁など、爪とぎをしてほしくない箇所でさせないためには、猫の好みの爪とぎ器を他に用意することが有効です。家具や壁などで爪とぎを始めたら、すぐに爪とぎ器を差し出す、または爪とぎ器のある場所へ連れていき、「こっちの方がいいな」と気に入ってもらえれば成功です。

猫によって、好みの爪とぎ器の材質や種類は異なります。飼っている猫の好みを把握するまで、根気強く様々な材質や種類を試しましょう。

 

2.リフォームの種類とおおよその費用

2-1.壁

壁のリフォームには、「壁紙(クロス)張り替え」と「腰壁の設置」の2つがあります。

「壁紙(クロス)張り替え」のリフォームを行う場合、リフォーム業者の方にどのような悩みを解決したいかを伝えた上で、傷や汚れがつきにくく、消臭効果のある(臭いのつきにくい)壁紙を選びましょう。ペット用の壁紙は一般的な壁紙と比べると約10倍の耐久性のあるものや、消臭効果のあるものもあります。

壁紙張り替えは、「家具の移動、養生→古いクロスを剥がす→下地補修→新しいクロスを貼る→片付け」という流れで行われます。

壁紙張り替えの工事費込みの費用は、一部屋6~10帖で約5~10万円前後です。

壁紙(クロス)張り替え

<具体例>

〇傷や汚れがつきにくい壁紙

リリカラ LB-9714
〇傷や汚れがつきにくく、消臭効果のある壁紙

サンゲツ スーパー耐久性(ペット対応)

 

腰壁の設置

「腰壁」とは、窓より低い位置または床から約1mの高さの猫の手が届く低い部分の壁を指します。
「腰壁設置」のリフォームは、猫の手が届く低い部分の壁にのみ傷や汚れがつきにくく、消臭効果のある(臭いのつきにくい)壁紙を設置することです。

腰壁設置の工事費込みの費用は、約10万~20万円前後です。

 

2-2.床

「床の張り替え」が床の張り替えリフォームを行う場合は、傷のつきにくさ、猫の足腰への負担の少ないクッション性、消臭効果に加え、猫は嘔吐することが多いため、掃除のしやすい床材を選ぶことをお勧めします。また、マンション等にお住いの方で猫の足音が下の階に響いていないか心配、という方は、防音効果のある床材もあります。

現在は、上記のようなことが考慮されたペット対応クッションフロア材があります。

床張り替えの工事費込みのおおよその費用は、一部屋6~10帖で約6万~10万円前後です。

 

<具体例>

〇傷がつきにくく、クッション性、消臭効果のある床材

リリカラ ペット住まいるフロア

〇傷がつきにくく、防音効果のある床材

大建工業 ワンラブオトユカⅢSF45

 

2-3.ドア

猫が部屋間を自由に行動できるようにするためには、既存のドアの下部に猫用のドアの設置するというリフォームがあります。最初は警戒してなかなか通ってくれない猫もいますが、そこを通り道であると記憶してもらえたら通ってくれるようになります。

猫用ドア取り付けの工事費込みの費用は、おおよそ3万~5万円前後です。

 

2-4.キャットウォーク・キャットタワー

高所や上下運動を好む猫のために、部屋の中にキャットウォークやキャットタワーを設置しましょう(キャットウォークとは、高所にある猫の通り道のこと)。

キャットウォーク・キャットタワーは、壁面に取り付けたり、カーテンレールを補強したり、本棚等を活用したりすることで作成することができます。

設置する際の注意点として「猫が滑りにくい素材を選ぶこと」、猫が吐いてしまったときのために「汚れても掃除しやすい素材を選ぶこと、脚立や椅子に乗れば届く高さに設置すること」があります。安全で清潔に保てるようにしましょう。

設置の工事費込みの費用は、おおよそ5万~9万円です。

 

3.リフォーム費用を安く抑えるには

3-1.相見積もりを取ろう

リフォームには元々定価がないため、選択した壁紙や床材、猫用ドア、またどのようなキャットウォークやキャットタワーを設置したいかで金額が変動します。適正価格を知るために複数のリフォーム業者から見積もりを取り、比較することが必要です。

リフォーム業者の選び方については、こちらの記事も参考にしてください。

リフォーム業者選びに口コミサイトを最大限活用する方法!

3-2.マンションでも大丈夫!DIYでの対策方法

できるだけ費用を抑えるために、DIYを行うという方法もあります。
DIY方法をいくつかご紹介します。

 

〇保護シートを壁に貼る

壁にシートを貼り表面をツルツルにし爪が引っかからなくなるようにすることで、壁を保護する方法です。費用はおおよそ800円~4,500円前後です。

リンテックコマース ペット壁保護シート
価格:1,080円(Amazon)
ペット壁保護シート(弱粘) S PETP-02S

画像出典:http://www.amazon.co.jp/gp/bestsellers/pet-supplies/2155325051

 

〇腰壁パネルを貼る

腰壁パネルを両面テープで貼り付けて保護する方法です。素材がプラスチックのものを選べば、猫も爪とぎをしなくなるでしょう。費用はおおよそ3,000~5,000円前後です。

光モール 腰壁PURAPANチーク
価格:3,694(Amazon)
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画像出典:http://www.amazon.co.jp/

 

〇床材を貼る

既存のフローリングの上からペット用のクッションフロアを自分で貼ることで、傷を防ぐ方法です。貼る際にはクッションフロア用の両面テープを使うと、きれいにはがすことができます。両面テープの費用はおおよそ1,000円~2,000円前後です。

ニトムズ クッションフロア用両面テープ50mm×20m
価格:1,239円(Yahoo!ショッピング)

画像出典:http://store.shopping.yahoo.co.jp/antenna-li/4904140768706.html?sc_e=slga_pla

クッションフロアはサイズにもよりますが、おおよその費用は2,000円~1万円前後です。

東リ ニュークリネスシート
価格:10cm×10cmで260円(楽天)
a0233917_19102924.jpg

画像出典:http://neko9.exblog.jp/13413448/

 

〇猫用ドアを設置する

引き戸のドアに限定されますが、レールにはめ込むだけで猫用ドアが設置できるものもあります。ドアに穴を空けずに済むので、賃貸のお部屋にお住いの方でも設置できます。おおよその費用は、3万~4万5千円です。

サンエルペットワールド フリーペットドア
価格:44,100円(楽天)
猫扉

画像出典:http://item.rakuten.co.jp/sanell/jcf001/

 

〇キャットウォークを設置する

壁に穴を空けずに柱を設置できる「ディアウォール」を使用すると、本格的なキャットウォークをDIYできます。柱1本につき、ディアウォール1パックが必要になります。1パックの費用は、1,600円程です。

若井産業 ディアウォール
価格:1,620円(e-classy)
若井産業 ディアウォール〈ライトブラウン〉 DWS90LB

画像出典:http://www.e-classy.jp/products/list.php?category_id=42

柱等は、お部屋の高さに合わせて購入する必要があります。作成完了までにかかるおおよその費用は、2万円前後です。

 

また、アウトレットで安く購入できるものもあります。アウトレットモールに行けない、という方はネットのアウトレットショップから購入することも可能です。定価より安く購入できるため、費用を抑えたい!という方は是非チェックしてみてください。

 

4.リフォームにおける猫のストレス対策

猫

「環境の変化」、「騒音」、「侵入者」を嫌う猫にとって、リフォームは大きなストレスとなります。食欲不振や下痢などの体調不良をおこしかねません。

リフォーム中に気をつけなくてはならないのが、「騒音」と「侵入者(リフォーム業者の方)」です。極力音が聞こえにくく、リフォーム業者の方と鉢合わせをしなくてすむようにしてあげましょう。工事中のみペットホテルに預けることを検討されている方もいらっしゃる方もいるかもしれませんが、馴染んだ臭いがする自宅の方が安心できるものです。別の住み慣れた部屋(できれば猫のお気に入りの部屋)に避難させておく方がオススメです。

また、リフォーム後にはリフォームによる部屋の中の変化や臭いの変化に不安やストレスを感じることが想定されます。部屋の中の変化に関しては、猫が「危険がない」と感じて慣れることを待つしかないでしょう。臭いに関しては、できるだけ窓を開けて換気をしたり、換気扇をまわしたりするようにし、空気の入れ替えをしてあげましょう。

 

まとめ

猫と快適に暮らすためには、

・壁や床の傷対策
・臭い対策
・猫が部屋間を行き来できるようにする
・猫が十分に上下運動ができるようにする
・猫が爪とぎを十分にできるようにする

この5つのポイントを押さえておくべきであるとお伝えしてまいりましたが、いかがでしょうか。

猫と快適に暮らすためにリフォームをご検討の方に、少しでもお役に立てたなら幸いです。

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