オシャレな外壁を演出する!サイディングの特徴を徹底解説!

サイディング

建物の外壁に使用される外壁材は、雨や風などを防ぐ、外部からの火災による延焼を防ぐなどの役割があります。また、自然環境から建物を守るだけでなく、住まいの外観イメージを大きく左右する大切な建材でもあります。

そして、その外壁材の中には「サイディング」、「モルタル」など様々な種類がありますが、その中でも「サイディング」は近年最も高い人気を誇る外壁材で、色や柄が豊富なものが多く、おしゃれな建物を演出できます。

今回の記事では、新築で外装材選びにお悩みの方、外壁材の張り替えで素材選びにお悩みの方に向けて、サイディングの種類やサイディング外壁のメリット・デメリット、おしゃれな施工事例など、詳しくご紹介します。

1.サイディングのメリット・デメリット

そもそもサイディングとはなんでしょうか?サイディングとは、「板状外壁材の総称」で、現在新築やリフォームに使用される外壁材の中でも主流となっている建材です。まずは、そんなサイディングのメリット・デメリット、他の外壁材との違いなどについて詳しく解説していきます。

1-1.サイディングのメリット

■耐久性が高く、経年劣化が塗り壁に比べて少ない
他の外壁材に比べて経年劣化しにくく、ひび割れや塗装の剥がれが起こりにくい外壁材です。

■単価がやすい
工場生産で大量に生産しているため、モルタル外壁やALCなどの他の外壁材に比べると、単価が安く品質が安定しているのが特徴です。

■デザインやカラーバリエーションが豊富
色や模様(デザイン)が多彩で、自分好みの色合いのモノを選ぶことができます。モルタル外壁で味気なさを感じていた方が「今までのイメージを変えたい」という理由で使用することが多いようです。

 

1-2.サイディングのデメリット

■熱を吸収しやすい
サイディングのなかでも窯業系サイディングは特に熱がたまりやすく(蓄熱)、真夏に直射日光を浴びる壁面は表面温度が60℃以上になることもあり、屋内の温度が上昇しやすくなるなどの懸念もあります。

■塗膜がなくなると水を吸収してしまう
窯業系サイディングの表面に使用している塗料の性能によりますが、施工から5年~10年程経過すると、表面の防水機能が低下してしまいます。そのため、表面から水を吸収しやすくなってしまい、建物内部のカビの発生に繋がる可能性もあります。

■コーキングのメンテナンスが必要
サイディング自体は汚れや劣化に比較的強い性質をもちますが、コーキング部分(サイディングとサイディングのつなぎ目部分)はどうしても経年劣化してしまいます。経年劣化により、ひび割れが発生し、そのひびから水が浸入、雨漏りが発生する可能性があります。そのため、このコーキング部分は定期的にチェック、メンテナンスをする必要があります。

 

【補足情報】 遮熱塗料を使えば熱の吸収を抑えることができる!
サイディングは「直射日光の熱を吸収しやすく、夏場は屋内が温度上昇しやすくなってしまう」というデメリットがあることをお伝えしましたが、このデメリットは、遮熱塗料と呼ばれる塗料を使用することで補うことができます。遮熱塗料とは、塗料中に含まれる遮熱顔料が温度上昇の原因となる近赤外線を反射する塗料です。サイディングの熱の吸収を抑えたい、屋内温度上昇を抑えたい、という方はぜひ遮熱塗料を使って塗替えすることを検討してみてください。

遮熱塗料について気になる方は下記の記事をご確認ください。
遮熱塗料で涼しく省エネ!~選び方からメンテナンスまで~

1-3.他の外壁材のメリット・デメリット

現在住宅に使用されている外壁材は主に、モルタル、サイディング、ALCの3つです。次にそれぞれの特徴をご紹介します。

外壁の種類 写真 メリット デメリット
ALCパネル cdf5c7bb6d859a47532f799e2ddbd49e 軽量気泡コンクリートと言う、軽石のような外壁材。一番の強みは断熱性が高い点。耐震性にも優れているため、マンションなどの大型建物において使用されている。 防水性・表面強度に乏しく、建物が雨漏りをおこしたり、内部の腐食が起こる可能性がある。
凍害が生じる危険性がある。
モルタル fbb2875cdbaf6d9a1d399d3c182193b8 砂、セメント、水を混ぜた材料。昔の木造の家によく使用された。耐久性に優れているほか、サイディングのように、シーリングが劣化する心配がない。 工程が複雑でコストが高い。また、ひび割れが発生しやすい。ALCと同様に、外壁自体に防水機能を持たないため防水性を持つ塗料で塗り替える必要がある。
サイディング サイディング 現在新築時などにおいて主流となっている建材。窯業系、金属系、木質系、樹脂系の4種類があり、耐久性に優れ、デザイン性が高いのが特徴。 断熱性に劣るため、夏場に室内が暑くなる。
塗膜が薄くなると吸水しやすくなり、劣化が早くなってしまう。

 

1-4.サイディングはどんな人にオススメ?

サイディングが他の外壁材と比較して、特に優れている点は、なんといっても「デザイン性が高い」点にあります。ALCやモルタルのような単調な仕上がりになる外壁材と比較すると、色、デザイン、模様がとにかく豊富です。

「おしゃれな外壁にしたい」「単調な塗り壁に飽きてきた」という方でかつ、「安価に施工できるものが良い」という方にオススメの外壁材といえます。

 

2.サイディングの種類と特徴

サイディングは①窯業系 ②金属系 ③木質系 ④樹脂系の4種類に分類されます。同じサイディング外壁でも素材によってその特徴や見た目は大きく異なります。第2章ではそれぞれの性能や機能、オススメポイントについて詳しく確認していきましょう。

2-1.窯業系サイディング

窯業系サイディングはセメントなどを原料として木片や繊維などを混ぜて加工、成形したサイディングです。窯業系サイディングは、外壁材の中でも最もシェアが高い外壁材で、各メーカーから様々なデザインの製品が販売されています。

【特徴】
耐震性や防火性に優れています。また、カラーバリエーションやデザインが豊富で、レンガ調のもの、タイル調、木目調のものなど、おしゃれな風合いのデザインが多いのが特徴です。耐用年数は7~8年※
※サイディングの耐用年数は表面にコーティングされている塗料の種類によって大きく異なります。
『おしゃれでデザイン性に優れている外壁材が良い』という方にオススメです。

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2-2.金属系サイディング

金属系サイディングは、表面は金属系の素材で裏は断熱材で構成されている外壁材。金属製のため丈夫な造りで、メッキと塗装処理により腐食しにくい、という特徴があります。

【特徴】
防音性、防水性に優れていて、ひび割れや凍害にも強い耐性を発揮します。軽量であるため、建物自体にかかる負担が少ないのも特徴です。窯業系サイディング同様、デザインやパターン、カラーバリエーションが豊富です。耐用年数は10~15年。
『耐震性に優れた外壁材が良い』『モダンな雰囲気の家にしたい』という方にオススメのサイディングです。

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2-3.木質系サイディング

天然の木に塗装したサイディングです。湿気の多い日本において、木の呼吸を遮らない加工を施したものが多く使用されています。木ならではの風合い、暖かさを感じられる外壁材です。

【特徴】
断熱性に優れていて環境に優しいのが特徴で、木の自然な風合い・味わいを感じられます。窯業系・金属系サイディングとは違い、目地(材料と材料のつなぎ目となる部分)がないため、シーリングが不要です。ただし、木を使用しているため、水に弱く、メンテナンスを怠ると腐食する危険性もあります。耐用年数は約10年。
『木の風合いを楽しみたい』という方にオススメのサイディングです。

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2-4.樹脂系サイディング

樹脂系サイディングは塩化ビニル樹脂を原料としたもので、塩害や凍害などに優れた耐候性を発揮します。また金属系サイディングと同様、軽量であるため、建物自体にかかる負担が少なくなります。

【特徴】
腐食やサビの発生、色あせ、塗膜の剥がれなども発生しないことから塗り替えも不要です。メンテナンスの手間がかからない外壁材です。しかし、まだまだ日本では普及していない種類のサイディングであるため、施工業者が少ないのが現状です。耐用年数は10~20年。
『メンテナンスの手間を省きたい』という方にオススメです。

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画像出典:http://www.zeonkasei.co.jp/common/000074464.pdf

2-5.サイディングの種類別の特徴まとめ

第2章でご紹介したサイディングの特徴や費用を下記にまとめました。

サイディング名 費用(1㎡あたり) メリット(特徴) デメリット こんな人にオススメ!
窯業系サイディング  4,500~8,000円 遮音性に優れている

デザインが豊富

10年を目安に塗替えやシーリング材の交換など必要 おしゃれでデザイン性に優れている外壁材が良いという方
金属系サイディング  4,000~7,000円 断熱性が高いローコスト モダンなデザインにしたい、耐震性に優れた外壁材が良い方
木質系サイディング  5,500円~※ものによっては、10,000円以上 断熱性がある木の風合いを楽しめる

環境にやさしい

こまめなメンテナンスが必要 木の風合いを楽しみたい方
樹脂サイディング  3,400~5,000円/㎡ 耐久性が高い、メンテナンスがほぼ不要 取扱いの業者が少ない メンテナンスの手間をできるだけ省きたい方

ぜひ上記の表を参考にしながら、どのサイディングにしようか、検討してみてください。

 

3.サイディング外壁にリフォームする方法

サイディング外壁は新築住宅によく使用される外壁材であると同時に、リフォームにもよく使用される外壁材です。
第3章では既存のモルタル外壁やALC外壁から、サイディング外壁にするリフォーム方法について気になる方に向けて、その種類とかかる費用についてご紹介します。

3-1.重ね張りリフォーム

モルタルやALCなど既存の外壁の上に下地材を取り付け、その上に新しいサイディングなどの外壁材を重ねて貼る方法です。もう一つのリフォーム方法である、張り替えリフォームよりも廃材が出ないため、安価に施工できます。しかし、外壁の躯体に問題ない場合にしか、重ね張りリフォームは施工できない、というデメリットもあります。また、もとの外壁に外壁材が加わるために、既存の壁の強度、下地の腐食の有無をチェックする必要があり、軽量のサイディングが用いられることが多いです。重ね貼り工法の費用は150万円~(延床面積120㎡)が相場です。

【こんな人に重ね張りリフォームはオススメ!】
リフォーム業者に事前に確認してもらい、建物の構造部分が劣化していない場合に、重ね張り工法を行なうことをおすすめします。重ね張り工法のメリットは、既存の外壁を下地として使用するため、廃材の処分が少なく、かつ断熱性を向上できる点にあります。安価でサイディング外壁にしたいかたはぜひ重ね張りリフォームを選択することをおすすめします。

 

3-2.張り替えリフォーム

外壁の下地が劣化して雨漏りなど問題がある場合、張り替えリフォームを行います。張り替えはモルタルやALCなど既存の外壁を剥がして、下地から貼り直すリフォーム方法です。断熱材や防水シートの施工や廃材処理などを行うため、重ね貼りよりも費用は高くなってしまいます。張り替え工法の費用としては、200万円~(延床面積120㎡)が相場です。

【こんな人に張り替えリフォームはオススメ!】
リフォーム業者に事前に確認してもらい、建物の構造部分が劣化が激しい場合には、張り替えを行なうことをおすすめします。

外壁リフォームにかかる費用について詳しく知りたい方は次の記事をご確認ください。
外壁リフォームにかかる費用の相場と知っておくべきポイント

 

下記に重ね張りと張り替えリフォームの特徴を早見表にまとめました。

施工方法 メリット デメリット
重ね張り ・張り替えより安価で仕上げることができる ・下地に問題がない場合にしか重ね張りは施工できない
・サイディングしか張り付けることができない
張り替え ・一度外壁を剥がして、張り替えるため、建物への負担が少ない
・サイディング以外の外壁材も張り付けることができる
・重ね張りに比べて高額

 

4.サイディング外壁を選ぶ上で押さえておきたいポイント

4-1.まずは好みのデザインを探すことが第一歩!

サイディングはとにかく種類が多く、いきなり一つに絞り込むのは難しいのが現状です。まずは下記のバリエーションを参考に、どのサイディングにしようか、イメージを膨らませてみましょう。その中で「いいな」と思うサイディングを選んでみてください。

【サイディングのデザインバリエーション】

デザインバリエーション
ストライプ

NT4083A_72画像出典:ケイミュー株式会社

center_18_03画像出典:ニチハ株式会社

木目調

NT4511A_72画像出典:ケイミュー株式会社

WFX804P_img画像出典:ニチハ株式会社

タイル柄

NT5192A_72画像出典:ケイミュー株式会社

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画像出典:ケイミュー株式会社

レンガ風

ET4422GK_72画像出典:ケイミュー株式会社

main画像出典:東レACE株式会社

 石柄・岩柄

EF3667GK_72画像出典:ケイミュー株式会社

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 個性派模様

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画像出典:ニチハ株式会社

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画像出典:旭トステム外装株式会社

好みのデザインのサイディングは見つかりましたか?好みのデザインが見つかったら次は色を選ぶ作業です。

 

4-2.周辺環境や外観デザインとの調和を考えた色にするべし!

サイディングに限らずですが、外壁材の色を選び際は、周辺の建物や街路樹などの自然環境などとの調和を考慮することが求められます。街並みになじみやすく、違和感のない色を選ぶことが大切です。最近ではホワイト系やベージュ系の色をベースにする色を選ぶ方が多いようです。ホワイトやベージュは、街並みや他の家となじみやすいのでオススメです。ホワイト系やベージュ系の色のベースにしながらアクセントとして濃い目のグレー、ブラック、ブラウンなどを取り入れる家も多くなっています。おしゃれなサイディングの事例については次の第5章にて詳しくご紹介します。

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4-3.大きなサンプルや施工事例を入念に確認するべし!

外壁の色を選ぶ上で注意したいのはカタログや小さなサンプルだけで判断しないことです。小さなサンプルの色と実際に施工された色では印象が大きく異なることがあるためです。小さなサンプルにおいて暗く落ち着きを感じる色であっても、大きな外壁面となると華やかで明るく見えてしまうことがあります。

イメージにピッタリの色を選ぶためには可能な限り大きめのサンプルを確認したり、実際に使用している施工事例を見るなど、入念に確認して色を検討する必要があります。もしこの確認を怠ってしまうと、仕上がりを見て、「想像していた色と違う」といった事態にもなりかねません。このような事態を招かないためにも、色確認はしっかりと行うようにしましょう。

※色選びについて知っておくべき基礎知識は、こちらの記事

全国の外壁塗装・屋根塗装の成功事例50選

外壁の色を決めるときのポイントとおすすめシミュレーションサイト

をご覧ください。

 

4-4.サイディングの張り分けやアクセント使いをすると個性的な仕上がりに

ツートンカラー
画像出典:プロタイムズ津店

一般的にサイディングは全面に同じ素材で同じ色の材料を使用します。そのような全面張りの場合、シンプルでスッキリとした印象の仕上がりになります。最近では、全面同じの素材ではなく、2つの種類(色柄)を用いて張り分ける事例が増えてきています。1階と2階で素材を分けたり、正面部分だけ違う色柄を用いるなど、様々な工夫が見られます。

このような色柄の使い分けをすると、軽快な印象になったり、伸びやかな印象になるなど、全面張りのシンプルさとは違った、個性的な仕上がりになります。色柄の使い分けの事例についても、第5章でご紹介しますのでぜひ見てみてください。

 

5.おしゃれなサイディング外壁事例の紹介

5-1.ツートンカラーの事例

色を使い分ける「ツートンカラー」で仕上げる方法は建物をおしゃれに仕上げるためのオーソドックスな方法です。

ツートンカラー
画像出典:プロタイムズ東三河店

 

5-2.アクセントの事例

違う素材をワンポイントで用いたり、玄関周りだけ違う色を使う「アクセント」の仕上げも人気があります。

 

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画像出典:プロタイムズ総研

 

5-3.異素材の組み合わせの事例

違うサイディングの素材を組み合わせるとより一層おしゃれな外観に仕上げることができます。通常の家とは違う存在感のある建物に仕上がるため、普通の家とは違う雰囲気にしたい方にオススメです。

第5章では、おしゃれなサイディングの事例を紹介しました。サイディングは素材や色、模様など、かなり多くのパターンがあり、自分好みに色を分けてみたり、素材を変えてみたりと、アレンジできる良さがあります。ぜひ本章でのおしゃれな事例を参考に、自分の家にはどんな色、素材のサイディングが良いか、検討してみてください。

 

まとめ

今回は、「サイディング」について、種類別の特徴、サイディング外壁にするリフォーム方法、リフォームする上での色選びのポイント、おしゃれな施工事例など、ご紹介しました。サイディングの良さは、第5章でも述べたとおり、自分好みに色や素材をアレンジできる「おしゃれ」な点にあります。

「単調に塗られた壁に飽きてしまい、おしゃれな見た目の家にしたい」という方はぜひサイディングへのリフォームを検討してみてください。

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