壁紙の塗装DIYの前に知りたいメリットデメリットと施工方法

内装塗装

家の壁紙がタバコのヤニや子どもの落書きで汚くなったから、きれいにしたい!と思ったことがある方も多いのではないでしょうか?

家の壁紙は、ほとんどの場合、自分で塗り替えることができます。外壁と違って、足場は必要ないですし安全な塗料を使用するため、思った以上に手軽に塗り替えることができます。最近では、いろんなメディアで壁紙の塗り替えが紹介されていますし、洋画で壁にペンキを塗っているシーンを見ることもありますよね。実は、海外では壁の塗装のDIYは当たり前のように行われているのです。

ここでは壁紙の塗装に必要な道具や塗料の種類、塗装の方法をお伝えします。これさえおさえておけば、いつでも壁紙を塗り替えることができます。

1.壁紙のDIY塗装のメリット・デメリット

壁紙の塗装をDIYする前に、DIYで塗装を行うメリットとデメリットを理解しておきましょう。

1-1.メリット

①費用が少なくて済む

業者に依頼すると材料費の他に施工費(職人の人件費)等がかかってしまいますが、DIYの場合は材料費や必要な道具を揃える費用のみで済ませることができます。

②好きなタイミングで行うことができる

業者に依頼する場合は業者の都合に合わせなければいけませんが、DIYの場合、自分の行ないたいときにできます。
業者にはお願いできないであろう夜に塗装して、寝ている間に塗料の乾燥をさせることも可能ですね。

1-2.デメリット

①失敗してしまう恐れがある

塗装に慣れていない人は失敗してしまう可能性もあります。やり直す場合には、さらに費用がかさんでしまいます。

②作業時間が読みにくい

業者に頼めば半日もかからない作業も、初めてのDIYだと時間がどれくらいかかるか読めません。朝から行って夕方には終わらせる予定だったけど、失敗してやり直したから夕方までに終えることができなかった・・・ということもありえます。

また、壁紙は塗装だけでなく張り替えをすることもできます。
張り替えリフォームについては、こちらの記事をお読みください。

壁紙のリフォームを大解説!壁紙選びの3つのポイント

2.壁紙塗装の塗料選び

塗料には、様々な種類があります。基本的には、室内ですので水性塗料を使われる場合がほとんどです。

2-1.においが少なく有害物質が少ない水性塗料

壁紙の塗り替え等、内装に使用するペンキは水性塗料がほとんどです。
もともとの成分が水であり、シンナー臭さもなく、取り扱いが簡単なため初心者でも扱うことができます。
特に「壁紙の塗り替え専用」の塗料には、有害物質が含まれていないことをちゃんと表記されています。
まずは、水性の塗料なおかつ壁紙の塗り替え専用の塗料を選ぶようにしましょう。

 

2-2.塗ると黒板になる塗料

普通のペンキ同様に壁紙の上に塗り、乾燥させると塗った部分が黒板になります。
水性のペンキの為、人体への影響も少なくにおいも強くありません。
小さなお子さんがいるご家庭は、子ども部屋に塗ってみると良いかもしれませんね。
特殊な塗料のため、お値段は普通の水性塗料よりも少しお高めです。
 

 

2-3.ひび割れをつくりアンティーク風になる塗料

バターミルクペイントという塗料とセットで塗ることで、ひび割れ模様をつくり、アンティーク風にすることができます。
 

 

3.壁紙の塗装方法と必要な道具

実際の塗装の流れとその際に必要な道具について、ご紹介します。

3-1.壁紙の補修、汚れ落とし

①壁紙がはがれかかっている場合は、接着剤等で補修します。

※壁紙(クロス)は、剥がしてはいけません。
剥がしてペンキを塗ると、裏紙がふやけてしまう恐れがあります。

・接着剤

壁紙が剥がれている場合、接着剤(または木工ボンド)を使用して補修します。

価格:458円~

 

 ②カビなどの汚れを落とします。

カビ落としやハブラシ、ぞうきんを使用して、汚れを落とします。
タバコのヤニがひどい場合は、ヤニ・シミ止め用シーラーを使用しましょう。

・汚れ落とし

ヤニ・シミ止めシーラー

カビや汚れを除去するのに使用します。タバコのヤニがひどい場合は、専用プライマーを使用します。

価格:1,979円~

画像出典:http://www.nippehome.co.jp/prd/sy_007.html

 

3-2.非塗装部分の養生

③塗装部分以外に塗料がつかないように、マスキングをおこないます。

養生

ペンキをつけたくない部分には、新聞紙やビニールシートで覆いましょう。
マスキングを綺麗におこなうと、仕上がりも線がはっきりし綺麗になります。

画像出展:http://www.rakuten.ne.jp/gold/kabegamiyahonpo/d/paint/howto-kihon.html

・マスキングテープ

マスキングテープ

窓枠等、壁紙の取り合い部分を養生するのに使用します。

価格:104円~

画像出典:http://www.mmm.co.jp/diy/tape/sealing/

 

 

・ドライバー

ドライバー

コンセントのカバーを外すのに使用します。

価格:100円~

画像出典:http://www.hozan.co.jp/catalog/Drivers_Wrenches/D331_332.htm

 

 

3-3.塗装

④一回目の塗装(下塗り)

塗料をバケットに移し、ローラーでペンキを塗っていきます。
※塗料をバケットに移す前に、しっかり混ぜましょう。
顔料が沈殿したままだと、色ムラがでてしまう恐れがあります。

まずは、刷毛を使用し、ローラーが使えない細かな部分を塗りましょう。

次に、広い面をローラーを使って塗っていきます。
※ローラーには、均一にペンキを染み込ませましょう。

⑤二回目の塗装(仕上げ)

1回で仕上げてしまっても問題はありませんが、2回に分けて塗ると綺麗に仕上がります。
その際、一回目も二回目も厚塗りは厳禁です。
厚く塗ると、乾燥に時間がかかり表面にひび割れが発生してしまう可能性があります。
厚く塗って1回で仕上げるのではなく、薄く塗って2回で仕上げましょう。
※二回目の塗装をする際は、一回目のペンキが完全に乾いているのを確認してからにしましょう。
生乾きのままだと、厚塗りしたことと同じになってしまいます。

⑥ペンキが乾いたらマスキングを剥がしましょう。

塗り終わったら、生乾きになるまで少し待ちます。
生乾きになってない状態でマスキングを剥ぐと、マスキングについた塗料が飛び跳ねてしまいます。
逆に完全に乾いてからだと、マスキングがペンキと一体化してしまい剥がしにくくなります。
生乾きの状態がいちばん綺麗に剥がすことができます。

・バケット

塗料を入れる容器として使用します。

価格:535円~

 

・刷毛

細かい部分にペンキを塗るのに使用します。

価格:114円~

 

・ローラー

ペンキを塗るのに使用します。2回塗る場合のことも考え、2本ほどあるとよいでしょう。

価格:366円~

 

・塗料

塗り替えたい色や塗料の特徴によって、様々な種類があります。

価格:1,380円~

誰でもできる!内壁の塗装をDIYでおこなう時の簡単ガイド

綺麗な壁紙へ元通り!誰でもできる!簡単壁紙補修マニュアル

まとめ

いかがでしたか?
壁紙塗装のDIYは、気軽にできることをお分かりいただけたと思います。
費用も他のリフォームに比べると安く済みますので、壁紙を綺麗にしたい方はぜひ検討してみてはいかがでしょうか。
塗装をされる際は、晴れた日にしっかりと換気をしながらおこなってください。
そして、せっかくの塗り替えですからとにかく思いっきり楽しんでみてください。

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