【まとめ】部位別のリフォームの相場を徹底解説

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リフォーム相場

「リフォーム」と一概に言っても、 リフォームを行ないたい箇所によって費用がバラバラなので、なかなか費用感がつかめないと感じられる事はありませんか?

リフォームについてのチラシが入っていたけど、素材やリフォーム店によって、費用が異なり、統計も取りづらいので適正価格がどれぐらいなのかがわかりづらいのが実状ではないでしょうか。
適正価格がわからないと、損をするのではないかと思えたり、どれぐらいの費用が必要なのかがわからなかったりということにもなりますよね。

そこで、本記事では部位別にリフォームの相場をご紹介していきます。
お住まいについて「リフォームしたい箇所が多くあるのだけど、どれぐらいの費用になるのかわからない」という方は、費用の目安の索引として活用してください。

また、リフォームの相場について把握した後に、実際にお住まいの費用相場を出す方法やどのような方法で資金を貯蓄していくのかといったことについても解説しています。
「我が家のリフォーム費用はどれくらいになるのだろう?」「リフォームの費用ってどのように捻出したら良いの?」「どのような支払い方法があるの?」という疑問をお持ちの方はぜひ参考にしてください。

1.リフォーム相場を徹底解説~リフォームの費用一覧~

ここでは、リフォームにかかる費用の相場を部分ごとにご紹介していきます。

「1-1.外回りのリフォーム」
「1-2.部屋のリフォーム」
「1-3.水回りのリフォーム」
「1-4.収納のリフォーム」
「1-5.省エネリフォーム」
「1-6.耐震リフォーム」

上記の順になっていますので、ご検討されているリフォームの部分をご参照ください。

1-1.外回りのリフォームにかかる費用相場

1.外壁・屋根

外壁・屋根の塗装の相場
(一般的な2階建て住宅/塗装面積200㎡)
80~150万円

上記の外壁・屋根の塗装の費用は、おおよその相場です。お住まいの規模や外壁・屋根の劣化状態、使用する塗料の種類などによって、価格は大きく変動します。
外壁・屋根塗装の詳細を知りたい方向けの記事:「塗装のプロが教える、外壁塗装の相場価格!

外壁(サイディング)の相場(参考延床面積120㎡)
重ね張り 150万円~
張り替え 200万円~
屋根の相場(参考面積80㎡)
葺き替えの場合
日本瓦から日本瓦 165.8万円〜
日本瓦からスレート瓦 128.4万円〜
スレート瓦からスレート瓦 130.0万円〜
スレート瓦からガルバリウム 161.5万円〜
トタンからガルバリウム 155.6万円〜
重ね葺きの場合
日本瓦から日本瓦 107.8万円〜
スレート瓦からガルバリウム 123.5万円〜

重ね張り:ひび割れなどの劣化箇所を修繕し、その上から塗装を行ない、新しい外壁を重ねる施工方法です。
張り替え:既存の外壁材を取り払い、骨組みのみになった箇所に、新たに下地と外壁材を取り付ける施工方法です。
葺き替え:古い瓦を全て撤去し、新しい瓦に替えるリフォーム。他のリフォームに比べて費用が高額になるのは、瓦を全て新調するためです。
重ね葺き:瓦を一度屋根から取り外し、瓦の下の屋根の下地工事を行なったのち、再度同じ瓦を設置するリフォーム。瓦自体は傷んでいなければ、50年以上もつので、瓦自体にひびなどが入っていない場合は葺き直しがおすすめです。

外壁・屋根の塗装と同じく、実際のお住まいの規模や屋根の形状、劣化状況によって、価格は大きく変動します。
屋根の葺き替え工事の詳細を知りたい方向けの記事:「屋根の葺き替え工事の種類と工事費用

 

2.玄関

玄関のリフォームの相場価格
ドアの交換 30万円~60万円(ドアの費用と施工費用)
ドアの塗装 2~10万円
鍵の交換 2~6万円(鍵の費用と作業費用)

上記の玄関のリフォームの価格は玄関のドア自体の費用に施工費や諸経費を加えたものです。玄関のタイプや依頼をするリフォーム店によってこの価格は変動します。
玄関のリフォームの詳細を知りたい方向けの記事:
玄関ドアをリフォームする上で押さえておきたいポイント5選
玄関ドアを塗装する時の費用・DIY方法・注意点
空き巣被害を回避する!防犯性に優れた鍵に交換しよう

 

3.ベランダ

ベランダのリフォームの相場
サンルーム取り付け 40~70万円
ベランダの増築 50~100万円
屋根の取り付け 20~30万円
スチール製ベランダの取り替え 30~50万円
スチール製ベランダの塗り替え 8~15万円
防水工事の場合
FRP工法 10~20万円
ウレタン防水工法 7.5~20万円

FRP工法:シートや塗料を用いてベランダの床に防水層を作る工法。優れた防水性と耐久性が特徴です。
ウレタン防水工法:ベランダにウレタン樹脂系の防水塗料を塗布する工法。ひび割れなどを生じさせにくく、長期間にわたって防水効果を維持できることや、塗料を塗る工法のため、複雑な形状の場所でも継ぎ目なく施工を行なうことができることが特徴です。

上記のベランダのリフォームの価格は使用する材料やリフォーム店によって変動します。
ベランダのリフォームの詳細を知りたい方向けの記事:「ベランダをリフォームする前に知っておきたい基礎知識!

 

4.庭

 
庭のリフォームの相場
ウッドデッキの設置 8~15万円
柵の設置 14~165万円
造園のリフォーム 40~150万円
(和風の庭にする場合は、300万円程度になることもあります)
駐車場を設置する場合
オープンタイプ 4~80万円
カーポート 25~110万円
庭一面の敷物を替える場合
芝生を敷く 2,000~3,500円/㎡
砂利を敷く 2,000~5,000円/㎡
レンガを敷く 8,000円/㎡
タイルを敷く 1~12,000円/㎡

上記の庭のリフォームの価格は使用する材料やリフォーム店によって変動します。
庭のリフォームの詳細を知りたい方向けの記事:「庭のリフォームを成功するための3つのポイント

 

1-2.部屋のリフォームにかかる費用相場

1.内壁

内壁のリフォームの相場(6畳)
内壁の塗装 5~10万円
壁紙の張替え 4~6万円
砂壁の工事の場合
砂壁の塗装 10万円以下
砂壁からクロス 10万円前後
砂壁から珪藻土 12~20万円
砂壁から漆喰 12~20万円

上記の内壁のリフォームの価格は使用する材料やリフォーム店によって変動します。
庭のリフォームの詳細を知りたい方向けの記事:
誰でもできる!内壁の塗装をDIYでおこなう時の簡単ガイド
自慢できるおしゃれな内装にリフォーム!9つのヒント&事例集
【DIY】砂壁を塗装でリフォーム補修する時に知っておきたい全知識
快適な和室へリフォームするための方法・費用・事例まとめ

 

2.床

床のリフォームの相場
床材を敷き替えるリフォームの場合(戸建/参考面積6畳)
畳から畳 7~10万円(1畳あたり1~2万5,000円)
畳からフローリング 15万円~
フローリングからフローリング(重ね張り工法) 6万円~
フローリングからフローリング(張り替え工法) 8万円~
フローリングから畳(フローリングを撤去する場合) 13万円~
フローリングの上に畳を敷く 7万円~
畳の表返し・表替えの場合(戸建/参考面積6畳)
裏返し 1万2,000~3万円
表替え 3~15万円
フローリングの塗り替えの場合(戸建/参考面積20畳)
ワックス材 3万円~
オイル塗装 10万円~
アクリルウレタンコーティング 15万円~
UV・ガラスコーティング 25万円~

上記の床のリフォームの価格はお住まいの規模や使用する材料、リフォーム店によって変動します。
床のリフォームの詳細を知りたい方向けの記事:
フローリングの塗り替えメンテナンス方法
フローリングにリフォームする前に知っておきたいポイント
フローリングの張替え費用は?価格を決める4つの要素
畳の張替えを行う上で押さえておきたいポイント

 

3.天井

天井のリフォームの相場価格
クロスの張り替え 1~3.5万円/㎡
天井の塗装 1.2万円/㎡~
板の張り替え 5万円前後
穴の補修 1.5~3万円
補強工事 6~8万円

上記の天井のリフォームの価格はお住まいの規模や使用する材料、リフォーム店によって変動します。
天井のリフォームの詳細を知りたい方向けの記事:「天井をリフォームする時に押さえておきたい基礎知識

 

1-3.水回りのリフォームにかかる費用相場

1.キッチン

キッチンのリフォームの相場価格
システムキッチンの交換の場合
Ⅰ型 20〜70万円
Ⅱ型 50~100万円
L字型 40~100万円
U字型 100~150万円
対面キッチン 20〜100万円
アイランドキッチン 150~300万円
蛇口の交換 1~3万円(本体価格)
8,000~2万円(工事代)
給湯器の交換 20~50万円(本体価格)
3~5万円(工事代)

上記のキッチンのリフォームの価格は規模や使用する材料、リフォーム店によって変動します。
キッチンのリフォームの詳細を知りたい方向けの記事:
システムキッチンとは何?種類・費用・選び方までを全解説
キッチンリフォームにかかる費用と知っておくべきポイント
システムキッチンとは何?種類・費用・選び方までを全解説
給湯器を交換するときの費用の相場と注意点
キッチンの蛇口を交換する前に知っておきたい情報まとめ

 

2.浴室

浴室のリフォームの相場価格
ユニットバスの交換 60万円~
在来工法の浴室のリフォーム 30万円前後~
ハーフユニットバスのリフォーム 50万円~
床の補修 10万円程度
壁の補修 5~10万円程度
手すりの設置 5万円程度~
ドアの補修の場合
取付け 3~10万円程度
部分的な修理 1~8万円
浴室のドア交換 3~10万円
開き戸交換 4~8万円
折れ戸交換 3~6万円
浴室ドアの修理 1~3万円程度
タイルの補修の場合
ひび割れへの補修材充填 2~5万円
タイルの重ね張り 15~30万円

上記の浴室のリフォームの価格は規模や使用する材料、リフォーム店によって変動します。
浴室のリフォームの詳細を知りたい方向けの記事:
これで全てわかる!ユニットバスリフォーム大解説!
これを読めばまるわかり!タイプ別おすすめお風呂リフォーム
お風呂を格安でリフォームする3つの方法
これで完璧!お風呂リフォームの適正価格
お風呂リフォームの相場と知っておきたいポイント

 

3.トイレ

トイレのリフォームの相場価格
洋式トイレ本体の交換の場合
便器と便座だけのシンプルなトイレ 5万円~(本体価格)
温水洗浄便座付きのトイレ 10万円~(本体価格)
高機能タイプのトイレ 15万円~(本体価格)
トイレ交換の工事代 約2万円~
既存トイレの処分費 約3,000~8,000円
汲み取り式から水洗トイレへリフォームする場合 80~100万円
和式トイレから洋式トイレに変更する場合 洋式トイレ本体の交換価格に加えて下記の費用が必要になる。
給排水管工事:1万円~
床の張り替え工事:1万5000円~
便座交換の場合 2~10万円程度(本体価格)
8,000~1万円(工事代)

上記のトイレのリフォームの価格は規模や使用する材料、リフォーム店によって変動します。
トイレのリフォームの詳細を知りたい方向けの記事:
トイレの交換で必ず知っておきたい基礎知識
トイレリフォームにかかる費用と知っておきたいポイント
価格からメーカーまで! 失敗しないトイレのリフォーム方法

 

1-4.収納のリフォームにかかる費用相場

1.クローゼット・押入れ

 
クローゼットのリフォームの相場価格
押し入れからクローゼットにリフォームする場合 11~20万円
クローゼットの扉を変更する場合
折り戸から引き戸 2~5万円
開き戸から引き戸 2~5万円
壁面にクローゼットを増設する場合 20~30万円
押し入れの内部をクローゼット風にリフォームする場合 3~6万円
クローゼット内部のリフォームの場合
クロスを壁に追加 2~5万円
棚をハンガーパイプの上設置 7,000~3万円
棚や仕切りの追加 約3~5万円

上記のクローゼットのリフォームの価格は規模や使用する材料、リフォーム店によって変動します。
クローゼットのリフォームの詳細を知りたい方向けの記事:
クローゼットを快適にリフォームする時の手順(業者&DIY)
必見!収納力をアップさせるクローゼットのリフォーム方法

 

2.床下収納

床下収納のリフォームの相場価格
床下収納の設置 3~12万円
床下収納の交換 3~4万円

上記の床下収納のリフォームの価格は規模や使用する材料、リフォーム店によって変動します。

 

3.壁面収納

壁面収納のリフォームの相場価格
扉のない壁面収納の設置 10~30万円
扉のある壁面収納の設置 30~145万円

上記の壁面収納のリフォームの価格はお住まいの規模や使用する材料、リフォーム店によって変動します。

 

1-5.省エネリフォームにかかる費用相場

1.断熱改修


断熱改修のリフォームの相場価格
外壁・屋根の断熱塗装の場合(一般的な2階建て住宅/塗り面積200㎡) 100~180万円
天井の断熱改修リフォームの場合(参考面積60~100㎡) 15~35万円
窓の断熱改修リフォームの場合
窓の交換(複層ガラス) 2~5万円程度
内窓の設置 5~8万円程度

上記の断熱改修リフォームの価格はお住まいの規模や使用する材料、リフォーム店によって変動します。
断熱改修のリフォームの詳細を知りたい方向けの記事:
断熱塗料を効果的に使うために知っておくべき知識
遮熱塗料で涼しく省エネ!~選び方からメンテナンスまで〜
屋根の遮熱方法まとめ | 室内の温度を下げたい方必見!
窓リフォームで断熱・防音・防犯・結露の悩みを解決する方法

2.太陽光発電

太陽光発電の相場価格
太陽光発電導入の場合 100~180万円
発電機のメンテナンスの場合
定期点検 1~2万円/回
パワーコンディショナーの交換 5~20万円
売電メーターの交換 0~10万円

上記の太陽光発電のリフォームの価格は規模や使用する製品、リフォーム店によって変動します。

 

1-6.耐震リフォームにかかる費用相場

1.屋根の軽量化

屋根の軽量化リフォームの相場価格 100~120万円

上記の屋根の軽量化リフォームの価格はお住まいの規模や使用する材料、リフォーム店によって変動します。
屋根の軽量化リフォームのに関連する記事:「【決定版】屋根材の種類と、新築・リフォームにおすすめの商品まとめ

2.補強工事

補強工事の相場価格
外壁の補強(補強材(ブレース)の取り付け) 13~20万円(壁0.5間の1箇所あたり)
内壁の補強の場合 30万円前後~
柱の補強の場合 50万円~

上記の補強工事の価格はお住まいの規模や補強の工法、使用する材料、リフォーム店によって変動します。

 

3.基礎の補修


画像出典:プロタイムズ仙台南店

基礎の補修の相場 10万円程度(ひび割れ一箇所あたり:1~2万円)

上記の基礎の補修の価格はお住まいの状態や使用する材料、リフォーム店によって変動します。
基礎の補修の詳細を知りたい方向けの記事:
【基礎のひび割れ】注意すべき6つの劣化症状と効果的な補修方法まとめ

 

2.リフォーム費用の適正価格を相場から見極めるために行なうべき3つのこと

「1.リフォーム相場徹底解説~リフォームの費用一覧~」では、リフォーム箇所別に費用相場をご紹介しました。
しかし、リフォームには規模によって費用が変動するので、「実際に我が家のリフォーム費用の相場はどれぐらいなのか?」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。

そこでここでは、お住まいごとの費用相場を出すためにやるべき3つのことをご紹介します。

2-1.リフォーム費用を相場で計算してみる

費用相場を知るためにまずやっておきたいのは、リフォームの相場を概算でもいいので知っておくことです。
詳細な費用はリフォーム業者に見積りの依頼をしなくては知ることができませんが、法外な費用を提示された場合に気づくためには必要なことです。

2-2.リフォーム業者の情報を収集する

リフォームを行なう際には、リフォームの依頼をする会社を選ぶためにも多くのリフォーム業者の情報を集めることが大切です。

リフォーム業者の情報を集める手段としては、

・インターネットの口コミサイト
・近隣や知人からの口コミ
・チラシや新聞広告
・業者のホームページ

などの方法があります。

リフォーム業者の情報収集についてもっと詳しく知りたい方向けの記事:
リフォーム業者選びに口コミサイトを最大限活用する方法!
悪徳業者に注意!外壁塗装の業者選びに失敗しない方法!

2-3.3社以上のリフォーム業者に見積もりを出してもらう

リフォームの相場を知るためには、情報収集を行ない選んだリフォーム会社から3社以上をピックアップして実際に見積りを出してもらうことが大切です。

3社以上の会社に見積りを出してもらうことによって、それらの見積りを比較し、どれくらいがお住まいのリフォームの費用の相場になるのかということが分かるのです。

リフォーム業者によっては、リフォームの内容によってはセット価格で提示してもらうことができ、お得にリフォームできることもあるので、最初から1社に絞らずに、複数社から見積りを出してもらいましょう。

見積りについてもっと詳しく知りたい方向けの記事:
塗装のプロ直伝!外壁塗装を一括見積もりする時の5つの注意点
【外壁のプロが伝授】外壁塗装の見積もりが適正か自分で判断する方法

 

3.リフォームの費用の補助を受ける4つの方法

リフォーム費用を全て自費で支払うのはなかなか難しいと感じた方や何か費用について補助の制度はないのかとお考えの方もいらっしゃるかもしれません。
そんな方々のために、ここでは、リフォーム費用を借りる方法や費用の補助の制度などについてご紹介いたします。

3-1.ローンを利用する

リフォーム費用の補助を受ける1つ目の方法が、ローンの利用です。

リフォームローンのメリットとしては、下記の3点が挙げられます。

メリット
①多額を一度の支払いではなく、少額で複数回に分けて返済できる
②減税とあわせて利用することで、所得税や住民税などを軽減することができる(適用期間などについては、申請時に確認しておくことが大切です)
③中古住宅の購入とリフォーム料金が一体になった保証料や一部の手数料が無料のローンがある 「フラット35(リフォーム一体型)

ローンのデメリットとしては、下記の3点が挙げられます。

デメリット
①金利がかかるため、上昇のリスクや手数料が必要になる場合がある
②保証料が数十万かかることがある
③借り方や返し方によって総合的な返済金額に大きな差がでる

ローンを借りる際には、「借りられる金額を満額で借りる」のではなく、「返すことができる金額を借りる」ことが大切です。(返すことができる金額については、「4-1.家計を見直す」でご紹介している方法を利用して算出してみてください。)
ローンの中には、家を担保に融資を受けることができる「リバース・モーゲージ」といったものもあるので、その後のライフスタイルなどとあわせてローンの種類を選ぶという選択肢もあります。

■財形貯蓄を利用してローンを組む

住宅のための貯金として、財形貯蓄をされている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
実は、財形貯蓄をしている人だけが組むことができる財形持家転貸融資というローンがあるのです。

財形持家転貸融資のメリットとしては、下記の1点が挙げられます。

①財形住宅融資(住宅金融支援機構)の場合は、融資手数料・保証料・保証人が不要

財形貯蓄のデメリットとしては、下記の2点が挙げられます。

①繰上返済の場合には、手数料が必要
②融資を受けている間は、退職しにくくなる
(退職時に、融資の残高を全額償還することになるため。)
(債務引受承認申請が承認された場合は、機構に直接ローンを返済することができます)

メリットとデメリットを把握した上で、利用するかどうかを決めると良いでしょう。

3-2.補助金を利用する

リフォーム費用の補助を受ける2つ目の方法が、補助金の利用です。

補助金のメリットとしては、適用範囲内のリフォームであればリフォームの種類ごとに補助金を受けることができることが挙げられます。

補助金のデメリットとしては、申請に手間がかかることや地方自治体によって適用範囲が狭いために補助金を受けることができないといったことが挙げられます。

補助金について、もっと詳しく知りたいという方は、「知って得する!屋根のリフォームに補助金を使う方法」(補助金そのものについての解説が掲載されています)や「住宅ストック循環支援事業徹底解説」を参考にしてみてください。

3-3.減税制度を利用する

リフォーム費用の補助を受ける3つ目の方法が、減税制度の利用です。

減税制度のメリットとしては、適用範囲内のリフォームであれば控除対象限度額を上限として、所得税額から所定の額が控除されることが挙げられます。

減税制度のデメリットとしては、申請に手間がかかることや補助金よりも適用範囲が狭いために、耐震リフォーム、バリアフリーリフォーム、省エネリフォーム、同居対応リフォームといった限られた範囲内でしか控除を受けられないといったことが挙げられます。

減税制度について、もっと詳しく知りたいという方は、「省エネリフォームをお得に済ませる3つの方法【平成28年度版】」(減税制度についての解説が掲載されています)を参考にしてみてください。

3-4.贈与税の非課税措置を受ける

リフォーム費用の補助を受ける4つ目の方法が、贈与税の非課税措置の利用です。

贈与税の非課税措置とは、110万円以上の父母等から贈与された資金について、一定の額を限度に非課税となる制度です。
例えば、1000万円の贈与を受けた場合の贈与税は177万円のため、実際に使える金額は823万円となるのですが、贈与税の非課税制度を利用した場合は、177万円分の税額が無くなることになるので大きな効果が見込めます。

贈与税の非課税措置のメリットとしては、一定の額を上限に贈与税が控除されることが挙げられます。

贈与税の非課税措置のデメリットとしては、非課税措置の適用を受けるためには、贈与の翌年の2月1日から3月15日までの間に住民票や登記事項証明書などの必要な書類をもって税務署で確定申告をする手間がかかることが挙げられます。

贈与税の非課税措置について、もっと詳しく知りたいという方は、「省エネリフォームをお得に済ませる3つの方法【平成28年度版】」(贈与税非課税措置についての条件等の解説が掲載されています)を参考にしてみてください。

 

4.リフォーム費用を貯める4ステップ

リフォームに必要な費用と費用の補助については、ここまでご紹介してきたことで把握できたのではないでしょうか。

実際に費用をリフォーム店に支払う際にどのように支払うのかというと、実は、総費用の一部を貯蓄の中から支払い、年収の30%を上限にローンなどを利用して支払っている方も多いのです。

貯蓄から支払うのがリフォームの総費用の一部といっても、大きな金額なので計画的に貯蓄する必要がありますよね。

そこで、ここでは計画的に貯蓄を行なっていく方法をご紹介いたします。

計画的に貯蓄を行なうといっても何から始めたら良いのかがわからないという方はご参考ください。

4-1.家計を見直す

貯蓄を行なっていくためには、まず家計の収支と現在の資産を見直す必要があります。

家計見直すには、家計簿に1年間分の食費、住居費、教育費、保険料などの項目別に洗い出していくことからはじめましょう。
どの項目に多くのお金をかけているのかということが見える化でき、家計を見直すことでどれだけ貯蓄ができるのかということを決められます。
家計簿をつける際には、1000円単位でもいいので全ての項目を洗い出すようにしましょう。

■家計見直し一覧表


また、手持ちの資産を見直すことは、目標とする金額までの差や現在の時点で出費できる頭金を把握することになります。
手持ちの資産の算出には下記の表を使ってみてください。

■自己資産見直し表

4-2.貯蓄の計画を立てる

自己資産を算出した後に、リフォーム費用を貯蓄から支払おうと考えた方は、あわせて生活予備資金として、最低でも生活費用の3ヶ月分、できれば6ヶ月分を確保しておくようにしてください。また、他にも確定している出費などがあれば、その分もあらかじめ確保しておくようにしましょう。

貯蓄の計画は、必要な費用に応じて、何年でその金額を貯めるのかということを考える必要があります。

無理のない計画を立てるためにも、貯金計画表をぜひ活用してみてください。

■貯金計画表

また、ローンを借りる場合は、ローンの支払計画を立てる必要もあります。金利などによって月々の返済額なども変動するので、事前に把握しておくようにすると良いでしょう。
返済期間については、下記の例を参考にしてみてください。

■ローンの支払計画の例

返済期間:10年間(120ヶ月)の場合
ローンの借入額:300万円
金利:年2.5%(全期間固定金利の場合)
月々の返済額:28,280円
総返済額:3,393,600 円

 

返済期間:5年間(60ヶ月)の場合
ローンの借入額:300万円
金利:年2.5%(全期間固定金利の場合)(返済期間が短いほど、金利は低くなりますが、わかりやすいように条件を揃えるために10年の場合と同じ金利に設定しています。)
月々の返済額:53,242円
総返済額:3,194,520 円

 

ローンは、少なく、短く借り、早く返す方が総返済額が最小限に留められる性質があるため、リフォームが緊急性のあるものなのか、ということも考えながらリフォームまでの期間や箇所、規模を考えると良いでしょう。
ローンの支払額の算出にあたっては、「リフォームローン シミュレーション」などといった言葉で検索をしてみると、金融機関等のシミュレーターを利用して簡単に計算することができます。

 

全額貯蓄から支払おうと考えた場合には、給与に応じて貯金計画を変えていくことによって、貯蓄に必要な期間が短くなったり長くなったりすることもありますので、事前に計画を立てておくことは重要になってきます。

■ファイナンシャルプランナーに相談する

貯蓄の計画を立てるにあたって、リフォームの予算の適正金額がどれくらいなのか、今後の家計への影響はどれほどのものなのか、保険を見直すとしたらどのようにしたらいいのか、と悩まれる方もいらっしゃるかもしれません。

貯蓄はお金のことを総合的かつ、長期的に考える必要があるため、金銭的な感覚を持ち合わせていないとなかなか難しい部分もあるためでしょう。

そんな方は、ファイナンシャル・プランナーに相談してみるのも一つの手段です。

ファイナンシャル・プランナーは、依頼主の目標を達成するために、生活スタイルや価値観などを踏まえた上で、家族構成や収支の内容、資産、負債、保険などのあらゆるデータから現状分析・提案を行なう資格を持った専門家です。

ファイナンシャル・プランナーに相談するメリットとしては、依頼主の立場や、ライフイベントを考慮し、総合的かつ長期的な視点でのアドバイスや資産設計を行なってもらえることや、そのサポートを行なってもらえることです。

相談にかかる費用は、ファイナンシャル・プランナーによって異なりますが、1回の相談につき4,000~10,000円程度が相場です。

ファイナンシャル・プランナーについて詳細を知りたい方におすすめのページ:日本FP協会

4-3.貯蓄をはじめる

いよいよ貯蓄をはじめる段階になった時に、貯蓄をしようと思ってもなかなか計画通りに貯められないということもあるかもしれません。そのような場合には、余ったお金を貯めるのではなく、給与からの天引きなどを行なって、給料日などにあらかじめ決まった金額を貯金しておくことです。

どうしても手元にお金が残っていると使ってしまう、ということもありますので、貯金をする際にはこの方法がおすすめです。

■リフォーム費用を財形貯蓄で貯金する

あらかじめ貯金をしておく方法をご紹介しましたが、3-5でもご紹介した、財形貯蓄といった方法もあるのです。

財形貯蓄のメリットとしては、下記の4点が挙げられます。

①給料からの天引きのため、強制的に貯蓄を行える(一般的な積立定期預金などでも解決可能)
②非課税制度がある(合計550万円までの貯蓄について)
③勤務先に、財形給付金制度がある場合がある(会社が行なう貯蓄奨励策で、対象の社員に一定の額を上限に拠出をする制度です。)
④低利で長期の住宅ローンを組むことができる(財形持家転貸融資)

財形貯蓄のデメリットとしては、下記の3点が挙げられます。

①リフォームに使用するには、一定の条件を満たしている必要がある
②住宅資金以外での払い出しにおいては、非課税措置が適用されない
③物価の上昇に対応できない

メリットとデメリットを把握した上で、利用するかどうかを決めると良いでしょう。

4-4.計画を見直す

貯蓄をはじめたけど思うように貯金ができない、貯蓄をはじめてみたら思ったよりも余裕があったという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そんな方におすすめなのが、家計や貯蓄の計画を再度見直すということです。

家計や貯蓄の計画の見直しがなぜおすすめかというと、設定した時点での状況と差を感じはじめた時点では状況が異なる場合があるためです。

今一度、見直しを行なうことによって、適切な貯金の計画を立てていくようにしましょう。

 

まとめ

本記事では、部位別のリフォームの相場と資金を貯蓄していく方法やローンや補助金などについてご紹介してきました。

この記事を通して、皆さんのリフォームを行ないたい箇所ごとの費用が大体把握できたのではないかと思います。
また、リフォーム資金を貯めたり、制度を利用することによって費用面において計画的かつ効率的にリフォームが行なえることも肌感覚で実感していただけたのではないでしょうか。

事前に、リフォームを行ないたい箇所を洗い出し、費用を概算した上で、どのように資金を動かすかということを計画的に考えることで、満足の行くリフォームを満足の行く額で、その後の生活にも余裕を持って行えるよう、ぜひ本記事でご紹介したことを活用いただければ幸いです。

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